国土交通省は、自動ブレーキの機能を過信して事故が発生するのを防ぐため、衝突被害軽減ブレーキでも衝突を回避できない場合があることを理解してもらうための啓発ビデオをウェブサイトに公開した。衝突被害軽減ブレーキの普及が進んでいるが、装置が正常に作動していても、滑りやすい濡れた路面など、走行時の周囲の環境によっては障害物を正しく認識できないことや、衝突を回避できないケースがあり、実際に衝突被害軽減ブレーキを過信したことによる衝突事故も発生している。これを受けて国土交通省では、衝突被害軽減ブレーキにより衝突回避が難しい状況で、不動作状況時の車両挙動を実車の走行試験で確認し、衝突被害軽減ブレーキの使用上の注意点を解説した啓発ビデオをウェブサイトに公開した。国土交通省では「衝突被害軽減ブレーキは完全に事故を防ぐことができない」ことや、「運転者はシステムを決して過信せず細心の注意をはらって運転する」よう呼びかける。さらに、衝突被害軽減ブレーキの作動する条件は、自動車の取扱説明書に記載しており、車種ごとに異なる作動条件を把握することも訴求していく。
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