「タイヤの空気圧が不足していると燃費が悪くなり、タイヤの寿命も短くなる」「タイヤの溝は残ってるか。傷はひび割れはないか」「月に一度は、タイヤのチェックを。無料点検もやってる」京葉道路の幕張パーキングエリア下り(千葉市)で、自動車用品小売業協会(APARA)のスタッフらが、利用者に声をかけていた。オートバックスセブンやイエローハット、ジェームス、タイヤ館、タイヤガーデン、フジ・コーポレーションなどの自動車用品小売業協会(APARA)は、「春の全国交通安全運動」(4月6~15日)にあわせ、4月11日、タイヤの安全点検啓発イベントを実施した。スタッフたちは、「APARAオリジナルタイヤの残溝セルフチェックカード付きポケットティシュ」「タイヤの安全点検啓発チラシ」(JATMA・APARA共同製作:A4版)、安全運搬にちなむアンパンなどが入ったグッズ一式を配布。冒頭の声かけように、月に一度は、全国3000店舗で構成されたAPARA加盟店で、月一度のタイヤチェックを呼びかけた。 「APARA加盟店舗は、主要ロードサイドに店舗を構え、PITを常設している利点を生かし、今後も全国のドライバーに日ごろタイヤ安全点検の重要性を継続して啓発していく」と現場に立ったAPARA山下睦事務局長は話していた。「交通事故の原因は、ドライバーに起因するものと、メンテナンス不足による事故の2つが考えられる。APARAは、小売業の立場から、ドライバーと直接かかわりながら事業していることから、タイヤの安全点検を中心とした啓発を積極的に取り組み、メンテナンス不足による事故撲滅をめざす」(APARA)今回のイベントは、タイヤチェックのほか、「全席でシートベルトをつける」「あおり運転防止」「落下物の防止」「緊急時の対処法」といった項目に重点をおいて呼びかけた。幕張パーキングエリア下り線には、APARAのほか、千葉県警察本部 高速道路交通警察隊、千葉県高速道路交通安全協議会、潮来市産業観光課、自動車用品小売業協会、ヨコハマタイヤネットワークサービス首都圏、NEXCO東日本、ネクスコ・メンテナンス関東、ネクスコ・パトロール関東などが参加し、ドライバーにさらなる交通安全意識とメンテナンスの重要性を呼びかけた。
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