国土交通省およびNEXCO 3社は、高速道路から「道の駅」に立ち寄ることができる「賢い料金」の実証試験を3月24日より全国13か所の道の駅で開始すると発表した。国交省では、高速道路ネットワークを賢く使う取組の一環として、ETC2.0搭載車を対象に、高速道路を降りて「道の駅」に立ち寄り後、1時間以内に再進入した場合に降りずに利用した料金のままとする「賢い料金」の実用化を検討。すでに「ソレーネ周南」(山陽道 徳山西IC)、「もっくる新城」(新東名 新城IC)、「玉村宿」(関越道・高崎玉村スマートIC)、3か所の道の駅で実証が始まっており、今回、あらたに13か所で開始する。高速道路から道の駅への立ち寄りを可能とすることで、高速道路利用者が、休憩や買い物、食事、周辺の交通観光情報の入手、EVの充電など、道の駅が提供する多様なサービスが利用可能となるほか、道の駅においても、広域的な利用者増加による地域活性化が期待できる。今回実証試験を開始する道の駅は以下の通り。・おりつめ(八戸道 九戸IC)・村田(東北道 村田IC)・猪苗代(磐越道 猪苗代磐梯高原IC)・ごか(圏央道 五霞IC)・保田小学校(富津館山道 鋸南保田IC)・親不知ピアパーク(北陸道 親不知IC)・しらね(中部横断道 白根IC)・若狭おばま(舞鶴若狭道 小浜IC)・丹波おばあちゃんの里(舞鶴若狭道 春日IC)・アグリの郷栗東(名神高速 栗東IC)・霧の森(愛媛県・高知道 新宮IC)・えびの(宮崎県・九州道 えびのIC)・彼杵の荘(長崎道 東そのぎIC)