東京都江東区の青海臨時駐車場特設会場で1月28日、新春の恒例となっている旧車イベント「JCCA ニューイヤーミーティング」が開催された。主催は日本クラシックカー協会(JCCA)。1977年から開催されている老舗のヒストリックカー・イベント。この日は1週間前に降った雪がいまだあちこちに残る寒い1日となったが、会場には朝早くから数多くの旧車好きが集まった。個人オーナーの参加規定は、1979年までに生産された車及び同型車。エントリーしたのは121台で、この手のイベントではお馴染(なじ)みの日産『スカイライン』やトヨタ『セリカ』、スバル『360』などに、ホンダ『77』やオペル『マンタ』、フィアット『850』といったレアな車両も参加していた。今年のコンクールデレガンスはイギリス車。ビンテージもののMG『J2』やジャガー『420G』、ベントレー『S2クラシック』などの高級車から、モーリス『ミニクーパー』やオースチン『ミニ』といった小型車が並んだ。いずれもピカピカに磨き込まれ、コンディションの良さを競い合った。また、今回は車好きの仲間でできたクラブスタンドの多さが目立った。ロータス、マツダ『コスモスポーツ』、ホンダツインカム、トヨタ『2000GT』、ラビット、トヨタ『パブリカ』といったオーナーズクラブがずらり。旧車の前に絶番のパーツやグッズ、ミニカーなどを並べたフリーマーケットと合わせ、多くの旧車ファンが集まって活況を呈していた。