医療、コミュニケーション、レスキュー、警備など多様な実用ロボットを手掛ける株式会社テムザックは20日より、モビリティロボット『RODEM』(ロデム)の販売受付を開始する。時にはロボット、時には乗り物、時には車いすとしての役割を1台で果たす。車いすへの乗り移りは従来、前方から座席に“座る”形式が一般的だが、ロデムは後ろからモーターサイクルのようなシートにまたがって“乗る”形式を採用した。このことで、体の向きを変えることなくベッドや椅子、トイレなどへの移乗が可能となった。英文資料では「Ride-Roid」(ライドロイド)という呼び方もしている。乗り移りがスムーズなほか、狭い場所でも旋回がしやすい、スマートフォンで遠隔操作ができる、歩行者と視線の高さを合わせることができ会話しやすい、といった特徴がある。メーカーでは「ユーザーが前傾姿勢になるので、気持ちが前向きになる」ともいう。鉛バッテリ(12V20Ah)4個を搭載し、4輪を駆動する。充電は家庭用100Vにプラグイン方式、充電時間は8時間。ジョイスティックで操縦し、スマートフォンからBluetoothを介して遠隔操作も可能だ。速度は最高6km/hまで。生活防水仕様になっている。メーカー希望小売価格は98万円(非課税、送料・調整費別)。ロデムは、11月29日~12月2日に東京ビッグサイトで開催される「2017国際ロボット展」NEDOブースで、展示・試乗体験を行なう予定だ。ロデムは、少子高齢社会で、介助者・被介助者双方の負担を減らし、誰もが暮らしやすい社会を実現したいとの想いで開発された。NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)事業の支援を受け、福祉国家として定評のあるデンマークで実証実験を行なった。そこでのテスト結果をもとに改良を加え、製品化した。スペック名称:RODEM(ロデム)型番:M651サイズ全幅:690mm全長:1000(~1203)mm ( )シートが一番低い状態全高:920(~1254)mm ( )シートが一番高い状態座面高:400(~785)mm ( )シートが一番高い状態重量:約110kgTAISコード:01799 - 000001
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