WHILLは3月27日、JR東日本が手がけた高輪ゲートウェイ駅直結の「TAKANAWA GATEWAY CITY」(東京都港区)において、免許不要の近距離モビリティ「WHILL」(ウィル)の貸出サービスを開始した。
身体状況や年齢、国籍に関わらず、訪れるすべての人々が歩行領域の移動を楽しみ、自然に交流できる街づくりに貢献する。
TAKANAWA GATEWAY CITYは、複合文化施設やオフィス、住宅、商業施設を有する国内最大級のエキマチ一体の街。品川駅や羽田空港へのアクセスに優れ、日本や世界各地から人々が集まる国際交流拠点の創出を目指している。ロボットやモビリティと共生した「ヒト起点」のくらしづくりをテーマに掲げ、WHILL社は歩行領域の移動サービスを提供することで、共生空間の創造に貢献する。
「Area Information & Mobility」では、軽量でコンパクトに折りたためる「WHILL Model F」の貸出サービスが開始された。ウィルは歩行者と同じ速度で走行し、小回り性能や段差の走破性、デザイン性が特徴。高齢化や多様化が進む中、WHILL社は全国各地で移動サービスを展開し、街なかでの活用を模索している。