J.D.パワー アジア・パシフィックは、2017年ナビゲーションシステム顧客満足度調査「市販ナビカテゴリー」の結果を発表。アルパイン・ビッグXシリーズが6年連続トップを獲得した。調査は2015年4月~2017年3月に市販ナビゲーション(ナビ)を購入したユーザーを対象とし、7月下旬にWEB調査を実施し、2207人から回答を得た。ナビに関する総合的な評価を「ナビゲーション機能」「音楽/映像機能」「操作性」「モニター」の4つのファクターに分け、複数の詳細項目に対する評価を基に総合満足度を1000点満点で算出した。2017年総合満足度の業界平均は前年度比4ポイントダウンの539ポイントとなったものの、純正ナビの満足度平均521ポイントよりも高い顧客満足度水準となっている。なお、詳細項目で最も評価が低下したのは音声認識の正確性、以下、地図データ更新費用の妥当性、地図データ更新頻度が続いた。ブランド別の総合満足度ランキングは、アルパイン ビッグXシリーズが591ポイントで6年連続1位。大画面を活かしたモニターの評価に強みを持つほか、操作性や音楽・映像関連機能含め全般に高評価となり、2位に37ポイントの大差をつけた。2位はパイオニア・サイバーナビ(554ポイント)、3位はパナソニック・ストラーダRX(546ポイント)。以下、ケンウッド MDV(538ポイント)、パイオニア 楽ナビ(531ポイント)、パナソニック・ストラーダR(523ポイント)、富士通テン イクリプスAVN(518ポイント)の順となった。