山梨県笛吹市の石和源泉足湯ひろばに集まった旧車の中で、ここでは国産のトラックを写真で紹介したい。ダットサン『キャブライト』1960年初回から連続7回参加している地元名物。かつて日産からダットサンブランドで販売されていた小型トラックで、これは初代のA20型。860ccのサイドバルブエンジンを搭載している。家業は荒物屋で、1960年に購入して以来、ほとんどそのままの状態を保っている希少車だ。現在は2人乗りだが、荷台にも折りたたみ式のベンチシートがあり、かつては5人乗りも合法だったという。プリンス『クリッパー』1968年フロントに十字と楕円(だえん)を組み合わせたモールを4つ並べた、2代目のT65型。プリンスが日産に合併された後のモデルだが、エンブレムは”NISSAN”より”PRINCE”のロゴが大きい。ダイハツ『ハイゼット ジャンボ』ハイゼットトラックの1グレードで、これは6代目。軽トラックの室内は狭く運転姿勢が窮屈になるが、ジャンボは運転席後方に寸法を伸ばしてリクライニング可能なシートとし、ちょっとした荷物も置けるようなスペースを確保している。延長部のサイドウィンドウも開閉可能だ。スバル『サンバー』トラック 1965年珍しい初代K-151型。スバル『360』の開発者でもある富士重工業の百瀬晋六をチーフエンジニアとして生まれた、RRレイアウトのキャブオーバー軽商用車。強制空冷2サイクル直列2気筒エンジンを搭載している。後に、その愛らしいフロントの造形から”くちびるサンバー”とも呼ばれるようになった。ホンダ『アクティ』クローラ ダンプ仕様 1996年軽トラックのアクティに、着脱式のゴム製”クローラ”(キャタピラー)を装備した6輪作業車。荒れ地や田んぼ、急斜度の山道などを軽々と走破する。真ん中のタイヤは動力なしの”遊び車”で、テンションがかけられるようになっており、クローラを外しての6輪走行ももちろん可能だ。
NA/FDの復刻樹脂パーツや外板パネルに加え、AZ-1用ポリカーボネート製ガラスも!?“長野のレストア職人”駒場豊が描く新たな旧車パーツの未来…マツダファンフェスタ2024 2024.10.24 Thu 13:10