米国のコンシューマー技術協会は4月5日、CESアジア2017を6月7~9日、中国・上海の上海新国際博覧センターで開催すると発表した。今年のCESアジアには、バイドゥ、コンチネンタル、パイオニア、ボルボなど、車載技術の大手企業が出展。新しい車載技術は、ドライバーと乗員の安全性・スマート性・接続性をかつてないほど向上させる。CESアジア2017には、3万人以上が来場する見通し。出展企業はおよそ450社で、ドローン、モノのインターネット(IoT)、仮想現実などの主要な成長分野を含む19の製品カテゴリーの技術革新を披露する。主役となるのは、自動運転とコネクテッドカー。この2つの技術は、すでに世界を変えつつある。例えば、毎年路上で何千人もの命を救っているほか、モビリティの改善と交通量の低減、これらの結果としての炭素排出量の削減、ライドシェアリングの選択肢、機器間通信によるリアルタイムの車両間情報共有の新世界、路側インフラストラクチャー、歩行者向けデバイスなどが登場。CESアジア2017では、自動運転とコネクテッドカーを核に、未来のモビリティを提示する。コンシューマー技術協会のゲーリー・シャピロ社長兼CEOは、「自動車がこれまで以上にスマートになり、道路もかつてないほど安全になっている。CESアジア2017では、それほど遠くない将来に実現する可能性を展示する」と述べている。