『Full Digital Sound』に待望の“ミッドレンジ”が追加!? 緊急速報!! | CAR CARE PLUS

『Full Digital Sound』に待望の“ミッドレンジ”が追加!? 緊急速報!!

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Clarion『Full Digital Sound』デモカー「スバル・BRZ」
  • Clarion『Full Digital Sound』デモカー「スバル・BRZ」
  • Clarion『Full Digital Sound』の“フルデジタル・ミッドレンジ・スピーカー”、試作第一号機。
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2016年、もっとも話題を集めたカーオーディオシステムである、Clarion『Full Digital Sound』。この革新のソリューションの販売開始から1年が経過しようとしているこのタイミングで、同システムに新たなラインナップが加わることが示唆された。

多くの『Full Digital Sound』ユーザーから、そしてこのシステムに大きな期待を寄せている「カーオーディオ・プロショップ」関係者から待望されていた、“フルデジタル・ミッドレンジ・スピーカー”が開発されている、というのである。


■おなじみのデモカー『スバル・BRZ』に搭載された、“試作第1号機”…。

その“試作機”が、2017年3月14日、15日の2日間にわたって静岡県“沼津卸商社センター”で開催された、『イースセミナー&ショー2017』の会場内で初お披露目された。

なおこの『イースセミナー&ショー2017』とは、数々の人気海外カーオーディオブランド製品を正規輸入販売する、そして『Full Digital Sound』の販売も手がけている「イース・コーポレーション」が主催するイベントである。

当イベントは、販売店スタッフを中心とする業界関係者に向けてのものである。今年も約200人のプロたちを集め、盛大に執り行われた。

思えば昨年の『イースセミナー&ショー2016』では、新作を含む3台のClarion『Full Digital Sound』デモカーが展示され、一気にその実力のほどが業界関係者の間に知れわたることとなったのだが、そこから1年を経てまたもやこの会で、『Full Digital Sound』がセンセーショナルな話題を振りまくこととなったのだ。

その新たなユニットは、『Full Digital Sound』の発売が発表された昨年1月開催の『東京オートサロン2016』でデビューしたデモカー、『スバル・BRZ』に搭載されてお目見えした。そして早速その音が、来場者たちにデモンストレーションされることと相成った。

ちなみに試作機にはまだ製品名は付けられていない。聞けば搭載ユニットは、“試作第1号機”。まだまだここから、例えばダンパーやエッジの硬さを変えたり、センターキャップを変えたり等々、ブラッシュアップが多々図られるとのことだ。このような速い段階で試作機が姿を現し、さらにはサウンド・デモまでが行われることは異例と言っていい。そこにはどのような狙いがあったのかと言うと…。


■『Full Digital Sound』においては特に、3ウェイ化のメリットが多大…。

狙いは主に2つある。1つは『Full Digital Sound』への注目度をさらに高めるため、そして『Full Digital Sound』に対する“3ウェイ化”のニーズの大きさを直に確認するため、である。

実際、当デモカーは来場者の多くを驚かせ、そして大きな注目を集めた。ブースは常に盛況で、試聴待ちの列も絶えることがなかった。2日間にわたり、来場者の話題の中心の1つとなった。

ところで冒頭でも触れたように、『Full Digital Sound』に“ミッドレンジ”が追加されることを願う声は、かねてから各所で耳にしていた。というのも、特にベテランカーオーディオ愛好家たちの間では、圧倒的に3ウェイが支持されているからだ。カーオーディオにおいては、2ウェイよりも3ウェイに大きな利得があることが、定説となって浸透しているのである。

2ウェイでは音楽の中心となる帯域の音が、足元に取り付けられたミッドウーファーから鳴らされることとなる。対して3ウェイでは、目の前に設置したスピーカーに受け持たせることが可能となる。これにより、ボーカルはじめ、主要な楽器の演奏が、ロスなくスムーズに耳に届くようになる。

逆に、デメリットもある。主には2つ。1つはコントロールが難しくなること。ユニットが増える分、調整は難易度を増し、結果、利得が得られないことも有り得る。そしてもう1つが、システムが巨大化すること。特に後者のデメリットは、結構切実だ。コストが膨らみ、かつ、インストールスペースも電力も多くが消費されることとなる。

しかしながら、Clarion『Full Digital Sound』で3ウェイが完結できれば、パワーアンプを必要としないがゆえに、システムの巨大化を最小限に抑えられる。スピーカーユニットのコストとインストールスペースさえ確保できれば、それでOKなのだ。


■“ハイエンド”の範疇に入る、本格Hi-Fiサウンドが堪能できた。

さて、その音を実際に聴いてみた。

まずは2ウェイの音から確認した。そのサウンドは相も変わらずクリアで静か(ノイズの影響がない)だ。そしてレスポンスが速くリズミックに音楽を再現するあたりも、さすがは『Full Digital Sound』といったところ。端正かつ爽快に音楽が楽しめた。そして続けて、同一曲を3ウェイで聴いてみると…。

3ウェイのメリットを、改めてはっきりと感じ取る取ることができた。中域の密度感が増したことは明らかで、サウンドが一気にふくよかになった。音像の立体感も上がり、音の1粒1粒が繊細にもなり、かつ、数も増えている。とにもかくにも耳に心地良い。

これまでClarion『Full Digital Sound』の音は主に、「低コストで、ハイエンドシステムに迫る音質が楽しめる」と評価されることが多かった。しかしこのデモカーの音を聴く限り、“迫る”という一語はなくて良い。そのレベルに達している、とまで思えた。

また、システムアップのノリシロが少ないことを当システムのウィークポイントとして挙げる向きもあったのだが、“フルデジタル・ミッドレンジ・スピーカー”が登場すれば、その部分もより小さくなる、ともつくづく思えた。

実際は現状の『Full Digital Sound』においてもステップアップの楽しさは味わえる。後からサブウーファーを追加する、デッドニングを見直す、スピーカーインストール方法を変更する等々、音を進化させる手立ては多々あるのだ。しかしながら新スピーカーユニットがラインナップすれば、その楽しみはさらに深まる。『Full Digital Sound』は、今以上に魅力を放つ…。

“試作第1号機”は、開発段階とは思えない十分な能力を感じさせ、そして、新たな可能性をも十二分に示して見せた。

なお、この“フルデジタル・ミッドレンジ・スピーカー”についてのもう一歩踏み込んだ詳細と、会場から聞こえてきたプロの反応等々のさらに詳しいリポートを、後日改めて掲載予定だ。そちらのほうも楽しみに待っていただけたら幸いだ。

新“フルデジタル・ミッドレンジ・スピーカー”の登場により、今後ますます存在意義を高めていきそうな、Clarion『Full Digital Sound』。これを導入する理由が、また1つ増えようとしている。注目している方々は、そろそろ購入の具体的な検討に入っても良さそうだ。
《太田祥三》

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