マツダは3月13日、国内で販売するほぼすべての新世代商品を対象に、先進安全技術「i-アクティブセンス」の標準装備化を2017年度中に行うと発表した。i-アクティブセンスは、ミリ波レーダーやカメラ等の検知デバイスを活用した、ドライバーへの認知支援および衝突回避や被害軽減を図るマツダの先進安全技術。『デミオ』『アクセラ』『アテンザ』『CX-3』『CX-5』といった新世代商品で標準装備することで、運転初心者から高齢者まで、多くのドライバーへ、より安全・安心なクルマを提供する。今回標準化するのは、「衝突被害軽減ブレーキ」やAT車のペダル踏み間違いによる事故を低減する「AT誤発進抑制制御」、車線変更時に斜め後方にいる車両を知らせる「BSM(ブラインド・スポット・モニタリング)」、後退時に横から近づく車両を知らせる「RCTA(リア・クロス・トラフィック・アラート)」などとなる。また、マツダは今回標準化する装備以外にも、配光を自動で最適状態に制御する「HBC(ハイ・ビーム・コントロールシステム)」や「ALH(アダプティブ・LED・ヘッドライト)」、中高速走行時にも作動可能な衝突被害軽減ブレーキ「SBS(スマート・ブレーキ・サポート)」、車線逸脱警報システム「LDWS(レーン・デパーチャー・ワーニング・システム)」といった先進安全技術を、ほぼすべての新世代商品でグレード別選択、またはメーカーオプションで選択できるようにしている。