マイクロソフトは、米国ラスベガスで1月4日に開幕したCES17において、自動運転のデモンストレーションを行っている。マイクロソフトはCES17において、人工知能を搭載するロボットが、ドライバーの安全やスケジュールおよび好みとの調和を向上させることに役立つ未来シナリオを紹介する。そのために行うのが、自動運転のデモンストレーション。マイクロソフトをはじめ、NXP Semiconductors、IAV、Cubic Telecom、Esri、スイスリーなど、複数のパートナーが参画する。具体的には、マイクロソフト「Azure Cloud」を使って、 V2X、レーダー、カメラ、LIDARなどのセンターデータに基づき、リアルタイムで現在の交通状況、歩行者密度などを分析する。マイクロソフトの事業開発担当、ケビン・ダラス副社長は、「車がスマートになるにつれて、車はソフトウエアおよび分析能力をさらに必要とする。今後もテストを継続して、何が障害となっているかを見つけ出していく」と述べている。