米国の『ワーズオートワールド』誌は12月12日、「10ベストエンジン2017」のリストを発表した。日本メーカーでは、3車種が選出された。10ベストエンジンは1995年から開催されており、今年が23回目。「エンジンオスカー」と称されるように、エンジン性能に着目して優秀な10車種を選ぶ賞で、エンジンのエンターテインメント性や環境性能などに着目して、同誌の編集者が10エンジンを選出する。選考条件は、2016年3月まで米国市場で継続して販売されること。また、車両価格は6万2000ドル(約715万円)以下。よって、フェラーリやランボルギーニ、日産『GT-R』などのスーパーカーは除外される。10ベストエンジン2017の日本メーカー3車種は、以下の通り。ホンダ『アコード ハイブリッド』インフィニティ『Q50』(日本名:日産『スカイライン』)マツダ『CX-9』このうち、ホンダ アコード ハイブリッドは米国仕様の場合、2.0リットル直列4気筒ガソリンアトキンソンサイクルエンジンに2個のモーターを組み合わせる。モーターは、最大出力212hp、最大トルク32.1kgmを引き出す。また、新型マツダCX-9には、新開発の「SKYACYIV-G 2.5T」を採用。先代の自然吸気の3.7リットルV型6気筒ガソリンからダウンサイズした2.5リットル直列4気筒ガソリンターボは、最大出力250hp/5000rpm、最大トルク42.8kgm/2000rpmを発生する。