音声認識エンジンを提供するニュアンス・コミュニーケーションズ・ジャパンは、11月18日、音声認識機能の利用実態調査について、説明会を実施した。調査時期は2016年6月。カーナビが装着された2013-2016年式の車を所有する、全国の1101名が対象。説明会に登壇したのは、ニュアンス・コミュニケーションズ・ジャパン株式会社 オートモーティブ・ビジネスユニット プリンシパル・マーケティングマネージャーの村上久幸氏。まずカーナビの音声認識の総合的な満足度について、調査対象の1101名のうち217名が回答しており、その77%が、満足と答えている。この結果について村上氏は「1101名のうち回答者は217名なので、まず利用している人の数が少ないと言えるが、利用している人についてはおおむね満足している」と解説する。次に、カーナビ音声認識の利用シーンについては、ハッキリとした結果が出た。目的地の設定で利用していることが圧倒的に多い。上位3項目はいずれも目的地を設定する利用シーンで占められた。いっぽうでカーナビの音声認識に対する不満も聞かれた。決まった表現しか認識されない、認識される用語が少ないなど、自然言語解析の能力不足に起因する問題だ。村上氏は「この点についてはまだ改善の余地がある」とした。
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