資源エネルギー庁が10月26日に発表した石油製品の店頭小売価格週次調査によると、10月24日時点でのレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均価格は前週の調査から1.4円値上がりし126.0円となった。レギュラーガソリンの値上がりは3週連続。昨年12月14日の調査以来、10か月ぶりの126円台となった。地域別では、北海道で2.2円、東北と近畿で1.6円、中国と四国、九州・沖縄で1.5円、関東で1.4円、中部で0.8円と、全エリアで大きく値を上げた。ハイオクガソリンは1.4円高の136.8円、軽油は1.0円高の104.7円だった。60万人の会員を持つガソリン価格投稿/愛車燃費管理サービス「e燃費」によると、10月26日のレギュラーガソリンの全国平均購入価格は118.3円/リットル(前週比+0.6円)、ハイオクは128.4円/リットル(同+0.5円)、軽油は91.6円/リットル(同+0.7円)だった。なお資源エネルギー庁による平均値は「販売」価格の平均であるのに対し、e燃費は「購入」価格の平均。現実の購入でユーザーは安い価格を指向するので、購入価格平均は販売価格平均より安くなる。