資源エネルギー庁が10月19日に発表した石油製品の店頭小売価格週次調査によると、10月17日時点でのレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均価格は前週の調査から1.6円値上がりし124.6円となった。レギュラーガソリンの値上がりは2週連続。昨年12月14日の調査以来、10か月ぶりの高値となった。地域別では、北海道で3.3円、東北で2.2円、関東と中国で2.1円、中部で1.9円、近畿と九州・沖縄で1.0円、四国で0.9円と、全エリアで大きく値を上げた。ハイオクガソリンは1.8円高の135.4円、軽油は1.4高の103.7円だった。60万人の会員を持つガソリン価格投稿/愛車燃費管理サービス「e燃費」によると、10月19日のレギュラーガソリンの全国平均購入価格は117.7円/リットル(前週比+4.0円)、ハイオクは127.9円/リットル(同+2.9円)、軽油は90.9円/リットル(同+2.6円)だった。なお資源エネルギー庁による平均値は「販売」価格の平均であるのに対し、e燃費は「購入」価格の平均。現実の購入でユーザーは安い価格を指向するので、購入価格平均は販売価格平均より安くなる。