ブリヂストンは、タイヤ生産技術での品質向上、高生産性を実現する、独自ICTに人工知能(AI)を実装した最新鋭タイヤ成型システム「エクサメーション」を、2016年内にハンガリーの乗用車用タイヤ工場であるタタバーニャ工場に展開する。システムを導入するのは、同社グループのフラッグシップ工場である彦根工場に次ぐ展開で、海外への展開は今回が初めて。タタバーニャ工場では、2017年上期中に生産能力を日産約1万2000本増強し、日産約1万8000本とする計画を進めており、今回の導入はこの一環となる。同社では、2016年内に稼働を予定しているロシア新工場にも順次「エクサメーション」を展開する予定。