経済産業省は10月14日、自動車産業全体の競争力強化を目的に、「自動車部品・ソフトウェア産業室」を製造産業局自動車課に設置したと発表した。自動車産業は、日本の経済、地域を支える屋台骨として最も重要な産業であり、その競争力の源泉は、国内で生産される高付加価値な自動車部品にある。特に、自動走行や次世代自動車の技術開発の進展などにより事業環境が大きく変わる中、自動車部品に加え、安全運転支援システム等の自動車用ソフトウェアも競争力の源泉としてますます重要になっている。経済産業省は、自動車部品や自動車用ソフトウェア分野の支援を効果的に進め、自動車産業全体の競争力強化を図るため、「自動車部品・ソフトウェア産業室」を製造産業局自動車課に設置することとした。