タニタは、レンタル専用の燃料電池式アルコール検知器「アルブロFC-900」を開発し、事業者向けに「アルコール検知器レンタルサービス」を12月15日より開始すると発表した。新商品はドライバーの点呼時アルコールチェックに使用できる燃料電池式モデル。タニタがこれまでに培ってきた燃料電池式アルコール検知器のノウハウを結集し、最少表示単位0.001mg/Lの高精度測定を実現。同時に幅61mm、高さ134mm、奥行25mm、重量約150gのコンパクト設計とすることで、携帯時の利便性を高めた。燃料電池式アルコール検知器は高額な商品が主流となっているため、導入・維持にかかるコストの高さが事業者にとってハードルとなっていた。今回タニタは手軽に導入できるレンタル方式を採用。レンタル期間は1年間または測定回数上限までで、上限が異なる2つの料金プランを用意。測定回数500回モデルが1万5000円(税別)、測定回数2000回モデルが2万円で、導入コストを購入時の半分以下にできるほか、継続割引サービスでランニングコストも削減できる。タニタではサービス開始に先駆け、東京ビッグサイトで9月13日から16日まで開催される「国際物流総合展2016」に出展。実機を展示するほか、サービス利用の先行予約を受け付ける。同社では、価格面から燃料電池式アルコール検知器の導入に踏み切れなかった運送事業者や一般企業のニーズに対応することで、年間1万台の契約獲得を目指す。
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