気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。2016年7月28日付●経済対策28兆円超、首相表明リニア延伸前倒し(読売・1面)●三菱自1297億円赤字、4~6月期、燃費偽装が直撃(読売・8面)●フィアット販売4500台過大に報告、計算方法見直しへ(読売・9面)●夏休み、財布のひも固く、平均8万4000円、4年ぶり減(朝日・9面)●ガソリン4週連続下落、132円20銭、英EU離脱影響(毎日・6面)●新型「Eクラス」に自動運転(毎日・6面)●自動運転事故時は速度超過、米当局、テスラ車衝突で報告書(産経・9面)●平均寿命男女とも最高、女性87.05歳、世界2位に後退(日経・2面)●日産、国内立て直し急ぐ、燃費不正のあおりで11%減益、4~6月(日経・13面)●スズキ、インドで商用車(日経・14面)●バイオ燃料培養デンソーが施設、熊本で年2万リットル、18年に(日経・14面)●日野自、4割減益、4~6月営業、4割減益(日経・16面)●山手線、五輪でGO、リオ盛り上げ、特別車両(日経・35面)ひとくちコメント今年の夏休みで帰省やレジャーなどに消費する平均予算は8万4332円で過去最高額だった前年に比べ4964円も減少となり、4年ぶりのマイナスとなるそうだ。明治安田生命保険が発表した「夏に関するアンケート調査」の結果で分かったもので、きょうの朝日や毎日などが「夏休み財布のひも固く」などと取り上げている。それによると、夏休みの過ごし方(複数回答)については、暑さと混雑を逃れて「自宅でゆっくり」が68.9%(前年67.9%)で最も多く、「国内旅行」は32.2%(同38.9%)、「帰省」が28.1%(同30.9%)で、いずれも前年を下回った。財布のひもが固くなり、外出を控える傾向が強くなったとみられる。帰省などの交通手段としては、ガソリン代が安くなったこともあり、マイカーなどの自動車で帰省する人が大幅に増加しているという。また、格安航空のLCCの利用者も多くみられるようだ。ただ、「交通費」とともに、帰省時の土産代も、1277円減少の8258円と2009年の調査開始以来最低額で、一段と節約志向が強まっているという。今年の夏は8月6日の開会式を皮切りにリオ五輪も始まる。引きこもり族にとっては退屈なお盆休みを過ごさずにいられそうだ。