メルセデスベンツ日本は7月27日、新型『Eクラス』を発表し、注文受付を開始した。10代目となる新型Eクラスは、混雑時や高速道路での渋滞の際に自動運転によりドライバーにかかる負担を軽減する新技術「ドライブパイロット」を初搭載。先行車との車間距離だけでなく、周囲の交通状況を常に監視することで、従来よりもステアリングアシストが作動する状況を大幅に拡大した。また、システム起動時に高速道路上で自動停止した場合、30秒以内であれば自動再発進が可能となり、渋滞時のドライバーの疲労を大幅に低減する。さらに、ドライバーがウインカーを2秒以上点滅させると、安全を確認して自動で車線変更する「アクティブレーンチェンジングアシスト」を初導入。走行中にドライバーが気を失うなど万が一の場合、自動的に車線を維持しながら緩やかに減速・停止する「アクティブエマージェンシーストップアシスト」を世界で初めて搭載した。ラインアップは、「E200アバンギャルド(675万円)」「E200アバンギャルド スポーツ(727万円)」「E200 4マチック アバンギャルド(698万円)」「E250 アバンギャルド スポーツ(756万円)」「E400 4マチック エクスクルーシブ(988万円)」「E220d アバンギャルド(698万円)」「E220d アバンギャルド スポーツ(750万円)」の7モデルを用意する。E200は最高出力184ps、E250は211psを発生する2.0リットル直4ターボを搭載。E400は同333psの3.5リットルV6ツインターボを搭載する。E220dは新開発の2.0リットル直4ディーゼルエンジンを搭載。先代の2.2リットルからダウンサイジングしながら、最高出力は24psアップの195ps、最大トルク400Nmを発生する。全モデル9速ATとの組み合わせとなる。なお発売は、E200アバンギャルドとE200アバンギャルド スポーツが7月27日より、それ以外は10月以降の予定。
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