フォルクスワーゲン グループ ジャパン(VGJ)は、純正インフォテイメントシステム「ディスカバープロ」の機能強化など、一部モデルの装備・機能を充実させ、7月19日より販売を開始した。ディスカバープロは、次世代サービスを駆使したナビゲーションやエンターテイメント機能、詳細な車両設定機能まで、あらゆる情報を集約したインフォテイメントシステム。今回、『ポロ』『ゴルフ』『シャラン』『トゥアレグ』の一部または全グレードを対象に機能・装備の充実を図った。今回、ディスカバープロ内にスマートフォンと連動可能な「App-Connect(アップコネクト)」を追加し、日本でのサービスを開始したAndroid Autoに対応。VWのAndroid Auto対応純正インフォテイメントシステムは、「Composition Media(コンポジションメディア)」と合わせて2機種となる。さらにゴルフ トゥーラン向けのディスカバープロについては、VWとしては国内向けに初めてテレマティクス機能「Guide & Inform (ガイド アンド インフォーム)」も追加した。新機能はディスカバープロをスマートフォンやWi-Fiルーターなどの通信機器と接続し、専用サーバーと通信。オンラインVICS交通情報を利用し、ルート案内の精度を高めるほか、Googleのサーチエンジンを利用したオンライン検索も利用可能となる。さらに、Google EarthやGoogle Street Viewに対応。周辺の駐車場の空き状況、ガソリンスタンドの場所、料金などの情報をタイムリーに入手できるようにした。また、全対象モデル共通でVICSワイドに対応したほか、多くのモデルにアレルゲン除去機能付きフレッシュエアフィルターを標準設定するなど、装備、オプションの充実を図った。オプション価格はゴルフ トゥーラン 純正インフォテイメントシステム ディスカバープロ パッケージが25万9200円、ポロ 純正ナビゲーションシステム 716SDCW パッケージが19万9260円など。