静岡市で運用開始、タクシー配車アプリ「よぶら~」…電脳交通が複数社共同配車を実現 | CAR CARE PLUS

静岡市で運用開始、タクシー配車アプリ「よぶら~」…電脳交通が複数社共同配車を実現

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静岡の地域密着型タクシーアプリ「よぶら~」が運用開始
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電脳交通は、静岡県静岡市において、地域密着型タクシー配車アプリ「よぶら~」の運用を開始したと発表した。

この取り組みは、国土交通省の2026年度「『交通空白』解消等リ・デザイン全面展開プロジェクト」地域交通DX推進タイプに選定されたものだ。

■複数のタクシー会社が連携する「共同配車」

「よぶら~」は、電脳交通が提供する「DS配車アプリ」を活用した地域密着型のタクシー配車アプリだ。複数のタクシー事業者が連携し、地域全体で効率的に車両を手配する共同配車の仕組みを採用している。

利用者はアプリを通じて、参画する複数のタクシー会社の車両の中から最適な車両を呼ぶことができる。GPSによる乗車位置の指定や車両位置のリアルタイム確認も可能で、電話予約の手間や待ち時間中の不安を軽減する。

運用開始時に参画するタクシー事業者は静岡ひかりタクシー、静岡中央タクシー、千代田タクシー、の3社だ。今後は参画事業者を順次拡大する予定としている。

■背景にあるタクシー業界の課題

タクシー業界では乗務員不足や高齢化が進んでおり、地域交通を維持するための新たな運営体制の構築が求められている。従来は各タクシー会社が個別に配車を行っているため、近くに空車があっても他社の車両であれば配車できないケースが生じるなど、地域全体の輸送力を十分に活用できていないという課題があった。

電脳交通はこれまでに、宮古島・香川・山形において共同配車の仕組みを支援してきた実績を持つ。

■「DS配車アプリ」の特徴

電脳交通が提供する「DS配車アプリ」は、タクシー事業者が自社ブランドや地域ブランドの配車アプリを低コスト・短期間で構築できるサービスだ。既存の配車システムを変更せずに地域アプリへ参画できるため、導入時の負担を抑えながら新たな配車チャネルを追加できる。

大手配車アプリが観光客やインバウンド需要に強みを持つ一方、「DS配車アプリ」を活用した地域アプリは地域住民の日常的な移動を支える役割を担う。両者を組み合わせることで、タクシー事業者は地域内外の多様なニーズに対応し、売上機会の最大化を図ることができるとしている。

電脳交通は2015年12月設立で、従業員数は220名(2026年1月時点)。資本金は1億円で、ウーバー・テクノロジーズやNTTドコモ・ベンチャーズ、三菱商事など多数の企業が株主に名を連ねる。

タクシー配車アプリ「よぶら~」、静岡市で運用開始…電脳交通が複数社共同配車を実現

《森脇稔》

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