一般社団法人新日本自動車振興協会は、1月9日から11日まで幕張メッセで開催される「東京オートサロン2026」のオプションランドブースにて、世代を超えた2つの体験型プロジェクトを実施すると発表した。
1つ目は高齢ドライバーの「健康運転寿命」を延ばす「ドライブ・エイジ+」だ。長谷川工業が開発した高精度ドライビングポジション調整機器「ドラポジ」と市販レーシングシミュレーターを組み合わせ、実車に近い運転環境を再現する。
あえてハードな走行条件を設定することで、実際の路上で起こりうる危険シーンを体験しながら、事故回避のための反復練習が可能になる。視界・姿勢・操作性を最適化し、身体に無理なく運転スキルを維持・向上させることを目指す。
プロジェクトの主旨は、免許返納を前提にせず、運転技術や交通道徳、認知行動を向上させることで、安全に現役を続けられる社会を目指すこと。正しい運転姿勢と操作性の改善で身体負担を軽減し、パーソナル交通インフラを維持することで、地域の活動力低下を防ぎ、地域活性にも寄与する。

実施内容は、特別設定を施した市販レーシングシミュレーターによる運転技能トレーニング、視野特性・反応速度に合わせた専用チューニング、危険予測や認知行動、視界・操作性の向上などだ。アスレチック要素を取り入れた運動機能向上プログラムでは、反応速度・柔軟性・下肢筋力の強化を図る。マニュアルシフターとクラッチ操作による「マルチタスク処理トレーニング」も実施する。
ドラポジによる最適な運転姿勢の提案により、身体負担の軽減と安全性向上を実現する。身近なシミュレーターでも運転寿命延伸につながるトレーニングが可能であることを実証する。
2つ目は子どもたちの「カスタムカー愛」を育てる「こどもおぷしょん・みらいおーとさろん」だ。キャンバスのAIソフトを専用にカスタマイズし、プロンプト不要の直感的なインターフェースを通じて、子どもたちは自由にクルマをカスタムできる。
スマートフォンでQRコードを読み取り、クルマの種類・カラー・カスタムスタイル・時代テーマ・カスタムブランドなどを選ぶだけで、生成AIが「自分だけのみらいのカスタムカー」をデザインしてくれる参加型コンテンツだ。
完成したデザインはスマートフォンに保存でき、ブース内のモニターにも投影されるため、他の来場者と一緒に楽しむことができる。この体験は、遊びの中でチューニングカーへの興味や創造力を育てることを目的としたもので、子どもたちの「好き!」という気持ちを大切にしながら、未来のクルマ文化を支える感性を育む。


