STEK-JAPAN株式会社(京都世田谷区/石原正規代表取締役)が、2月26日~28日の三日間、東京ビッグサイトで開催される「第22回国際オートアフターマーケットEXPO(IAAE 2025)」に出展。同社新製品『DYNOtop-cool/ダイノトップクール』と『DYNOtint series/ダイノティントシリーズ』を出品し、実演を交えながら同製品の特性と施工性の高さをわかりやすく伝えていた。
フロントガラス保護と暑さ対策が可能で施工性も高い
DYNOtop-coolは、2024年12月に発売された外貼り用ウインドウシールドフィルム『DYNOtop』に熱低減機能を新たに追加。弾力性と硬質性を兼ね備えたTPU(熱可塑性ポリウレタン)素材を使用したウインドウシールドフィルムである点が注目ポイントだ。フロントガラスを飛び石などのダメージから保護するだけでなく、UVカット率99%を実現するほか、太陽熱の車室内侵入を約26%低減し、IRカット率約42%を達成しているという。
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また、熱成型が不要で、ヒートガンを使用せずに施工できる施工性の高さも大きな魅力。施工後も透明性と撥水性もあり、クリアな視界が確保されるため、光学的なクリアさにより、自動ブレーキやレーンキープアシストなどといった先進運転支援システム(ADAS)や、ドライブレコーダーなどの機能性に干渉しないことがブースでアピールされていた。
一方、DYNOtint seriesは、2025年1月に発売された内貼り用のウインドウフィルム。施工することで、UVカット率99%、IRカット率約36%以上、太陽熱カット率約23%以上の快適な車室内環境を得られるという。また「DYNOtop-cool」と同様にTPUを採用。ヒートガンによる熱成形が不要なため、短時間で施工できる点を強く訴求されていた。
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高額なフロントガラス保護と暑さ対策のために開発
STEK-JAPAN広報担当の榎本氏に「DYNOtop-cool」と「DYNOtint series」の開発背景を尋ねたら、『今回出品した新製品は、自動ブレーキなどADASの稼働に必要なカメラが組み込まれたことで高額になったフロントガラスの保護や、ヒートアイランド現象による外気温上昇によるドライブ中の暑さ対策として開発された商材です。
カメラ付きのフロントガラスが破損して交換が必要になった場合、フロントガラスの交換費用に10万円以上の費用がかかるケースもあります。そういったコストをかけたくない方にこそ「DYNOtop-cool」と「DYNOtint series」の施工をぜひオススメします』とコメント。なお、施工費用については施工店によって異なるがフロントガラス1枚で税込8万円~10万円ほどだと榎本氏は教えてくれた。またSTEK-JAPANは社会課題に向き合いながら、今後も革新的な商品開発を続けていく考えだという。
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このほかSTEK-JAPANのブースでは、「DYNOtop-cool」が施工されたものと、未施工だった場合で、暑さがどれくらい違うのか体験できる装置があった。ブースに訪れた来場者たちはTPU素材の厚みを確認したり、施工性や価格など、積極的に質問をしている来場者が多く、同社のウインドウシールドフィルムへの注目度の高さが伺えた。またSTEK-JAPANが提供する各種プロテクションフィルムを施工したデモカーも展示されていた。
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なお施工依頼については、STEK-JAPANのWebサイトに公開されている施工店(コンセプト店、認定施工店、施工店)に依頼すれば施工が可能。ブースでは施工店募集や研修会の案内と同時に、2025年1月から提供開始となったプレカットシステム「CUTZ」の利用案内も行われていた。
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