トヨタS&D西東京は、WHILLが開発する免許不要で歩道を走れる近距離モビリティ『WHILL(ウィル)』の全3モデルの取り扱いを7月26日より開始する(7月18日発表)。
高齢化の加速により、大都市近郊でも日々の移動に不便を感じる高齢者が増加することが予想される。トヨタS&D西東京は、免許返納前から自宅周辺の移動手段としてウィルを取り入れることで、地域の高齢者に安心で便利なモビリティライフを提供し、快適で住みやすい社会の実現を目指す。
「多摩のモビリティライフ応援企業」を掲げるトヨタS&D西東京は、多摩・八王子を中心とする西東京エリアに50拠点の新車販売店舗を展開している。ウィルの取り扱いを通じて、免許返納の有無に関わらず、外出目的や移動距離に応じた最適なモビリティを提案し、人生100年時代における新たな移動習慣を提案する。
ウィルは免許不要で歩行領域を走行できる近距離モビリティである。「Model C2」は高いデザイン性と5cmの段差乗り越え、小回り能力、滑らかな乗り心地が特徴。「Model F」は軽量化を実現した折りたたみモデル。「Model S」は歩道を走れるスクータータイプで、ハンドルがあり安定した走行が可能である。これにより、距離に応じて自動車とウィルを使い分けることで、心地よい移動が実現する。
WHILLは2012年5月に日本で創業し、「すべての人の移動を楽しくスマートにする」をミッションに、20以上の国と地域で近距離移動のプロダクトとサービスを展開している。主な事業は、近距離モビリティWHILLの開発・販売と、WHILLを活用したモビリティサービスである。WHILL社は、歩行領域の移動をカバーすることで、誰もがどんな場所にもつながる世界を構築することを目指しているという。