ホンダは、鈴鹿サーキット内に、モータースポーツの“世界一への挑戦”と“技術”の発信拠点となる「Honda RACING Gallery(ホンダ・レーシングギャラリー)」を新設すると発表。F1日本グランプリの開幕に合わせて4月5日に開館、F1の歴代マシンを中心に展示する。
レーシングギャラリーは、ホンダのモータースポーツへの情熱と技術の進化を体感できる展示施設。今年、F1初参戦から60周年を迎えるにあたり、実際にレースで使用されたマシンやエンジン、パワーユニットが展示される。館内は黒を基調とし、展示マシンにスポットライトを当てることで、レーシングマシンの機能美を際立たせている。
メインホールでは、ホンダのF1初勝利を飾った『Honda RA272』や、マックス・フェルスタッペン選手がドライバーズチャンピオンを獲得した『Red Bull Racing Honda RB16B』など、時代を超えたマシンが展示される。
また、企画展示エリアでは、鈴鹿サーキットで開催されるレースに合わせた展示を実施。4月5日からは、「F1日本グランプリ企画展示」が行われる。さらに今後は、SUPER GTや全日本スーパーフォーミュラ選手権(SF)、鈴鹿8時間耐久ロードレースなどのレーシングマシンが展示される予定だ。
入場料は無料だが、鈴鹿サーキットへの入場料や駐車料が別途必要。4月5日から7日までは、事前予約制でF1日本グランプリの観戦券が必要となる。営業時間は10時から17時まで。