子育て情報マッチングプラットフォーム「cozreマガジン」を運営するコズレは3月18日、子育て世帯のカーシェアリング利用に関する市場調査の結果を発表した。
調査結果によると、カーシェアの利用経験者は本人が約9%、パートナー・家族が約17%と、まだ少数だが、利用意向を持つ人は約21%と一定数存在している。特に大阪府と東京都の利用経験者の割合が高いことが明らかになった。
妊娠以降にカーシェアを利用する理由としては、「車に乗る頻度が少ない」が最も多く、次いで「借りる手続きが楽」という理由が挙げられた。これらは妊娠以降の生活において特に魅力的な要素であることがわかる。一方で、非利用理由としては約9割が自家用車を既に所有しているためと答えている。
これらの結果を踏まえ、コズレは大都市圏に居住する自家用車を持たない子育て世帯をターゲットにしたプロモーションが有効であると分析。子連れでの移動の利便性や、手続きの簡便さ、料金設定などを訴求点として、潜在ユーザーの掘り起こしを行うことが有効だとしている。