アウディジャパンは12月13日、目的地充電として使用できる電気自動車(EV)用充電器「デスティネーションチャージャー」の国内100基目の稼働を開始した。
100基目となるデスティネーションチャージャーは、富士桜カントリー倶楽部(山梨県南都留郡富士河口湖町)の駐車場に設置したアウディ純正の8kW普通充電器。アウディは現在国内72か所に設置しているデスティネーションチャージャーを2024年末までに300か所に拡大することを目指している。
アウディでは、旅先のホテルや温泉施設、高級レストラン、ゴルフコースなどのレジャー施設を中心に、デスティネーションチャージャーの設置を進めている。比較的駐車時間が長いこれらの施設で、EVの充電ができるようになることで、EVオーナーは施設での滞在時間を有効活用し、次の目的地までの十分な充電ができる。
デスティネーションチャージャー100基目の設置先である富士桜カントリー倶楽部は、どのホールからも富士山を望むことができるゴルフ場として1975年に開場。「フジサンケイクラシック」が開催される日本屈指のトーナメントコースとして多くの利用者に愛されている。今回のデスティネーションチャージャーの設置によって、EVで富士桜カントリー倶楽部を訪れたゴルファーは、日本屈指の景観を誇るゴルフコースでのプレーを楽しむ間にEVの充電を完了できる。