ブリヂストンは8月9日、2023年1~6月期(第2四半期累計)の連結決算を発表。上半期としては同社初となる売上高2兆円突破を達成した。
第2四半期累計の乗用車・小型トラック用タイヤ販売は、前年同期比5%減となった。市販用は景気減速により減少したが、プレミアムタイヤの販売は堅調。新車用は自動車各社の車両生産状況が改善し、増加となった。
トラック・バス用タイヤは同13%減となった。市販用は景気減速を背景に欧米で減少。新車用は2022年下期以降、半導体影響からの需要回復の動きが継続した。
鉱山用タイヤは、鉄、銅を中心とした鉱物需要が堅調に推移し、グローバルで前年を上回る販売が継続。建設用は新車用が堅調な販売伸長が続く一方、市販用は中小型にて北米での流通在庫の調整などで減少となった。