トヨタ自動車の文化施設であるトヨタ博物館(愛知県長久手市)は、2023年8月1日から2024年1月14日まで、企画展「トヨタ博物館でSDGsを考える 第3弾 ~クルマとゴミとカーボンニュートラル~」を開催する。
トヨタ博物館では、歴史文化を後世に伝える博物館にとってこそ「Sustainability」は大きなテーマであると考え、2021年から毎年SDGsに関する企画展を開催してきた。今回は自動車博物館の視点でカーボンニュートラルを取り上げ、特にクルマとゴミにフォーカス。会場には低炭素エネルギーのモビリティの一例として、電動車、バイオディーゼル車、ソーラーカーなどを展示する。
また、SDGsの達成につながる個人の活動を紹介する参加型コーナーでは、会場で来場者が記入したものに加え、TwitterおよびInstagramにハッシュタグ「#トヨタ博物館でSDGsを考える」を付けて投稿された取り組みも掲示。開催期間を通してオンライン・オフライン問わず多くの人に参加してもらうことで、より充実したコーナーへ進化させていく。
今回の企画展では、子どもにも大人にも、SDGsをより身近に感じてもらい、現状と課題を学んで未来のために自分ができることを考えてもらう。
入館料は大人1200円、65歳以上700円、中高生600円、小学生400円。2023年7月14日から8月31日、2024年1月4日から8日は小学生の入場が無料となる。
展示車両
・トヨタ・コミューター(1970年東京モーターショー出展車)
・トヨタ・ソーラーカー RaRaII(1991年東京モーターショー出展車)
・ソラえもん号(1992年、日本自動車博物館所蔵)
・トヨタ・ランドクルーザー200(ダカールラリー2017参戦車両仕様、トヨタ車体所蔵)
・CARTIVATOR & SkyDrive SD-01(2018年)
・太陽電池パネルを搭載したトヨタ・プリウスPHV実証車(2019年。2023年8月8日~20日の期間限定展示)