コペン女子の発案で全国から200台が集結…第1回Tシャツ・コペンミーティング開催 | CAR CARE PLUS

コペン女子の発案で全国から200台が集結…第1回Tシャツ・コペンミーティング開催

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第1回TCM(Tシャツ・コペンミーティング)
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静岡県袋井市にある小笠山総合運動公園エコパ第3駐車場で6月17日、「TCM(Tシャツ・コペンミーティング)」が開かれ、様々にカスタマイズされたダイハツ『コペン』約200台が全国各地から集まった。

主催したのはハンドルネームが「あいうた」さんという25歳の女性。フォルクスワーゲン『カルマンギア』に乗っていた母親の影響を受け、自身もレトロっぽい車に乗りたいと昨年初めて買ったのが2016年式の「セロ」。ボディを紫色のフルラッピングにするなど一気にコペンの世界にハマり、地元神奈川でプチミーティングを開くうちに「もっといろんなコペンを見たい」とSNSで告知すると、あっという間に200台ものコペンが参加表明したという。

開催場所は東西で集まりやすい立地にある同地に。広大なエコパの敷地内にある第3駐車場を借りることができた。その甲斐もあり、東北、関東、北陸、中部、関西などと、各地から続々とコペンが集まって来た。この日、「遠方賞」をもらったのが沖縄からやって来たという2015年式の「ローブ」。男性オーナーは離島好きとのことで、内地から沖縄に移住。「コペンは可愛くて海に映えるから」と全国各地の島々にもフェリーなどを介して旅に出ており、ほとんど下道利用で年間走行距離は3万5000km。今回もその途中で立ち寄ったといい、思わぬ賞をもらってニコニコ顔であった。

奈良から1人で参加したという2022年式「セロ」の女性オーナーは「子育てが終わって自分の好きなことをと、オープン2シーターの、小さくて乗りやすいコペンにしました」。会場までは見知らぬ道で不安もあったが、サービスエリアなどで1台また1台とコペンに出会い、「初めてカルガモ走行というのができて楽しかったです」と嬉しそう。「(会場では)みなさんいろんなカスタマイズをしていてすごく勉強になります。これから私も少しずつやっていければ」と笑顔を見せていた。

カスタマイズやカラーリングなどで、1台たりとも同じコペンがない。そんな会場で目を引いたのは、「エクスプレイ」。樹脂製の黒いモールでフェンダーやボディ下部をトリミング、SUVっぽい雰囲気にしたスペシャルバージョンである。「team XPLAY」代表の男性は「あまり世に出回っていないエクスプレイ仲間をインスタグラムで募って集まったのが40台。そのうち14台が来れました。希少性と力強さが魅力です」とイベントを楽しんでいた。

中には夫婦それぞれ1台ずつで参加したというカップルも。妻は2014年式のCVT「ローブ」、夫が2016年式のMT「ローブ」。手軽なオープンカーに乗ってみたいと購入したのが、妻も運転できるCVTで、そのうち夫はMTに乗りたいと増車。奥さんも「コペンをどんどん好きなって2台になるのも大賛成でした」と満足気。遠方には効率的ではないため2台では行かないが、今回は地元静岡で開催されると知り、ランデブー走行でやって来たという。鮮やかなブルーと白が映える2台のコペンであった。

この日は梅雨の晴れ間となり、カンカン照りに。それでも参加者たちは初めて出会ったコペンとそのオーナー同士は交流を深め、様々なクイズやコスプレ、表彰式などで盛り上がった。また、イベント名にあるように、参加者全員にコペンのイラストやロゴの入ったオリジナルTシャツを配付(ダイハツの承認済み)するなど、SNSで集まった大規模な草の根イベントは大成功であった。

主催の「あいうた」さんをスタッフとして支えたのもSNSから始まった仲間たち。「お金をかけずにコペン好きな人が集まって思い出づくりをしようと始めましたが、こんなに集まっていただいてすごいし、しあわせ。スタッフにも感謝です!」と、あいうたさんもこの日を満喫した様子。アパレル系の仕事をしており、Tシャツも自身のデザインという。「今回は初代のイラストだったので次回は違うのとかにして、また開催できれば」と目を輝かせていた。

《嶽宮 三郎》

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