BYDオートジャパンは5月19日、DeNA SOMPOモビリティが運営するカーシェアサービス「エニカ」に参画。BYDオート正規ディーラー18店舗にて電動SUV『ATTO 3』の貸出を開始する。
BYDオートジャパンは1月末に販売を開始したATTO 3を皮切りに、今後追加2車種のEVの販売を計画している。しかし、同社が行った意識調査によると「EVを購入したいと思う」と回答が約3割ある一方で、「EVを自家用車とする生活がイメージできない」と回答した人は4割を超えた。その理由として「実際に経験したことがないから」「身近に接する機会がないから」といった声が挙げられていた。
BYDオートジャパンではこうしたマーケットの声に応えるべく、ATTO 3を合計100名に約1か月無償で貸し出す「eモビリティパートナープログラム 」を2月より開始している。一方、DeNA SOMPOモビリティでは、これまで国内外の自動車メーカー4社、自動車ディーラー260店舗以上の新型車両をエニカ内に登録することで、新型車をじっくり体験できる機会を提供してきた。
今回、エニカにてBYDオート正規ディーラーの登録車両の取り扱いを開始。より多くの人にBYDのEVをじっくりと体験してもらい、身近に感じてもらう機会を提供する。なお、ATTO 3がカーシェアサービス(共同使用契約)に登録されるのは、国内ではエニカが初めてとなる。
使用料(24時間)は1万円から1万2999円。利用には使用料のほかに、保険料、燃料代、契約料(100円)などが必要となる。