フェラーリを感じたい、見たいという人に…コーンズ芝ショールーム | CAR CARE PLUS

フェラーリを感じたい、見たいという人に…コーンズ芝ショールーム

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フェラーリの正規ディーラーであるコーンズ・モータースは4月28日に、アジア最大級のフェラーリのショールーム、「コーンズ芝ショールーム」を東京港区芝にオープンした。

◆フェラーリの世界観を堪能

コーンズ芝ショールームはコーンズ・モータースの経営母体となるコーンズ・アンド・カンパニー・リミテッドの新社屋の1階と3階、地下2階(サービスセンター)の3フロアにて展開。総面積は1198平方メートルである。

1階は最新モデルを7台展示できるスペースがあり、2階は主に認定中古車でヒストリックカーやレーシングカーも展示される。いずれのフロアも最新のフェラーリのCIであるイノベイティブ、オーセンティック、ウェルカムという3つの重要な要素で統一。そこでは、「幅広いモデルミックスを取り揃えてフェラーリを感じたい、見たいというお客様に多くのモデルを見ていただける非常に貴重な場所になる」と紹介するのは、コーンズ・モータース代表取締役社長兼CEOの林誠吾氏だ。

1階の展示車両の照明システムには、自然光と融合するよう調整した人工光を組み合わせ、その照明はタブレットで自在に色や明るさを変更することができ、展示車両をより魅力的に見せることが可能だ。そのほか、最新のテクノロジーを活用したアトリエエリアが設けられ、多くのサンプルを見ながら唯一のフェラーリをオーダーできるスペースもある。そのほかブランドヒストリーや最新のPVが見られる大型のビデオウォールやヘリテージウォールなどを設置。

3階は首都高速に向かって開放的な窓が設けられた明るいスペースだ。バーカウンターやテラスなどもある。このスペースは首都高側からも見えることから、よりフェラーリの認知度を上げる目的も持たされている。

この3階にもアトリエエリアを設置。同じ拠点で2つのアトリエエリアがあるのは日本国内では唯一とのこと。そのほかラウンジではバーカウンターが設けられているなど、プライベートな空間で、よりリラックスした時間を過ごせるようになっているという。

地下2階のサービスセンターは、ハイブリッド専用エリアのほか、多くの専任のテクニシャンがこれまでの歴史とともに最新の専用ツールを活用し、万全なサポート体制を提供するとのことだ。

◆フェラーリをいかに楽しんでもらうか

コーンズ・モータース(当時はコーンズ・アンド・カンパニー・リミテッド)がフェラーリの輸入元となったのが1976年。現在はフェラーリジャパンとの、「強いパートナーシップの下でフェラーリを日々お届けし、安全に乗ってもらえるようにサービスセンターでメンテナンスを行っている」と林氏。

そういった体制のなか、フェラーリの価値をいかに向上させるかが課題だと林氏。「スーパーカーは、街を自由に走るのには窮屈な時代だが、私たちはフェラーリに脈々と受け継がれている走りを楽しむということ。そしてその作り手たちの思いをどうやって日本の皆様にお届けするかを考えている」という。具体的には、「フェラーリは“乗って楽しい”と思ってもらえる機会をたくさん作る。そういう会社、ディーラーになりたい。置いておくだけ、ガレージに眠っているだけではなく、フェラーリのエンジンもサスペンションも乗り味も楽しんでもらえる機会をたくさん作る。そういった機会で多くのお客様が一緒に私たちと楽しんでもらえる。そういうことができるディーラーになりたい」と思いを語る。

そのひとつの取り組みが、親会社であるコーンズ・アンド・カンパニー・リミテッドが千葉の房総に建設中の会員制ドライビングコース、MAGARIGAWAだ。また、「日本国内だけでなく、海外にオーナーのクルマを持って行き、何日も何千キロも旅をするスーパーラグジュアリーでエクスクルーシブな機会を作ったり、気軽に1泊2日、2泊3日で、まだまだ知らない日本の楽しいところを旅したりするイベント。さらにフェラーリを雪道で全開ドライブするような、あっと驚くイベント。サーキットでは、ドライビングの技術を高めたいという方に対して、レーシングカーおよびロードカーも含めて全開走行でプロのレッスンを行うプログラムも整えている」。こうすることでとにかくフェラーリをもっと乗って楽しんでもらいたいと考えているのだ。

今回のオープンにはフェラーリS.p.A.極東中東エリアCEOのディータ・クネヒテル氏も来日。「コーンズ・モータースは1976年の創業以来、日本におけるフェラーリの文化醸成の一翼を担ってきた会社」と高く評価し、「お客様の期待を上回る卓越したサービスを提供するために、このショールームが作られた。カスタマージャーニーを重視して設計された空間で、コミュニティエリア専用の豊かなスペースを備え、心地良いひとときを楽しんでもらえるおもてなしの空間として作られている」とコメントした。

◆日本はトップ3に入る重要なマーケット

ショールームお披露目に際し、クネヒテル氏ら関係者との質疑応答が行われた。

---:日本市場の概況についてどう考えていますか。また、日本のユーザーについても教えてください。

クネヒテル:日本のフェラーリ市場は、世界的に非常に重要な市場と捉えています。世界の中でトップ3に入る市場です。さらに成長も継続的に続いており、ユーザー層も大きく広げることができています。

フェラーリの日本での歴史は57年にものぼります。その中で非常に強い基盤を作ることができました。日本のユーザーは大変知識が豊富で、技術に関する理解、そして知識が豊富ということができるでしょう。ですから、イノベーション、革新に関しても非常に大きな関心を持って迎えてくれます。そういったところが日本のお客様の特徴ですし、またロイヤルティも高いのです。一度愛してくださったら長くご愛顧くださるお客様が多いのも日本の特徴ですね。また、コレクターのお客様も多いのも日本の特徴です。

---:ではフェラーリブランドが長く愛されている要因は何でしょうか。

クネヒテル:1947年以降、沢山の出来事を我々は成し遂げて来ました。例えばアイコニックな車種をたくさん出し、作って来ました。F1も絶えることなく参加し続け、プレゼンスを高め続けて来ました。このように沢山の実績を作ることが我々のブランドを“魅せる”ということに繋がってきているのではないでしょうか。マーケットを獲得するにあたってもこういったプレゼンスの高さが役立っています。テクノロジーに関ししても、イノベーションに関してもたくさんのことを試し、実践してきました。そういった中で我々が常に重視してきたことは、伝統と革新のバランスです。どちらかに偏ることなく、両方を実現していく、組み合わせていくということをとても大切にして来ました。

それに加え、デザインが優れていることも大変重視しています。エクスクルーシブで美しく、欲情、渇望を掻き立てるような美しいクルマを作りたいという思いのもとに、実際に実現してきています。その美しいクルマ、エクスクルーシブなクルマを作ることが、イメージを守る、大切にすることにもつながって来ているでしょうし、お客様の愛を高めることにもつながって来ているのです。これからもそういったプロダクトラインナップには力を入れて行きます。

---:フェラーリは2025年にバッテリーEV(BEV)を発売すると聞いています。日本でBEVと内燃機関、ハイブリッドの販売頻率はどのくらいになると考えていますか。

クネヒテル:電気自動車のリリースは、2025年の予定です。これは100%電気自動車のプランですが、同時にハイブリッドとICEに関しましても生産を続けながら、2030年に向けて戦略を拡大していこうと思っています。2030年の時点でBEVがおよそ40%、ICEが20%程度になる見込みです。つまりBEVに100%完全移行するのではなく、ある程度ほかの割合を保ちながら電気自動車を取り入れていきたいと思っています。

---:コーンズ・モータースはフェラーリ以外にも様々なブランドを扱っています。その中でフェラーリのお客様の特徴があれば教えてください。

:フェラーリはそのモータースポーツ、特に長い年月をかけ、そして今も活動しているF1のテクノロジーがロードカー、プロダクトのモデルに完全にフィードバックされている稀有なメーカーです。そういうメカニカルな部分がお客様は価値として感じています。特に最新のテクノロジーでは環境問題もありますし、電気を使うことで、さらに楽しさが追加されていくなど、いまの時代にも非常にマッチしているでしょう。

また、イタリアのデザインも重要です。いかに戦闘的でパーフェクトな能力を持っていても、形が楽しくないとあまり選ばれないでしょう。フェラーリのデザインは非常に優れていると思いますし、フェラーリを選ばれるお客様は、デザインに敏感に反応しています。

---:コーンズ・モータースでは、フェラ―リのオーナー向けのイベントだけでなく、ファンに対してのイベントは考えているのでしょうか。

:このショールームはどなたでもお入りいただけますので、フェラーリに憧れている、見たいなという方がたくさんお越しいただけるでしょう。そこから新しいファンを作ることにもつながります。また、フェラーリを使って楽しいことをやっていきますので、それを私たちがブログなども含めて情報発信を一生懸命やっていきます。

そこから、たくさんの人にフェラーリが遠くのものではなく、もっと身近に感じていただいて、お子様であれば自分もいつか乗ってみたい。若い方は、これから頑張ってフェラーリを乗ってみようと思っていただけるように、その楽しみ方を伝えていきたいと考えています。そこからもファンの層を広げていくことにつながるのではないかと考えていますので、積極的にこれからも情報発信は頑張りたいと思っています。

《内田俊一》

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