旧車買取サービス「旧車王」を運営するカレント自動車は、旧車の花粉対策に関するアンケートを実施。約半数が「こまめな水洗い」や「車庫から出さない」などの対策を行っていることが明らかになった。
今年は例年を大きく上回る花粉飛散量が予測されている。大量の花粉は花粉症の人にはもちろん、外装の汚れや塗装の傷みなどクルマにも悪影響を及ぼす。そこで旧車王では、旧車に付着する花粉を気にしているのか、どんな対策を行っているのか等を調査した。
まず、旧車に付着する花粉について気にしたことがあるかを聞いてみたところ「はい」が49.6%、「いいえ」が50.4%。ほぼ半々だが僅かに「いいえ」が多く、旧車乗りの中で花粉を気にしている人はあまり多くないようだ。その理由については「車庫から出さないから」(33.3%)、「花粉が付着しているかわからないから」(30.6%)といった意見が多かった。車庫に保管されていれば花粉の付着は防げる。また、ボディの色によっては少量の付着では気づかない場合もある。
旧車の花粉対策については、「こまめに水洗いをする」(42.7%)が最も多く、次が「極力車庫から出さない」(18.3%)という結果に。付着した花粉がシミになる前に、水洗いしてあげることできれいな状態を保つことができる。また、花粉の付着を避けるために乗る日を選んだり、花粉シーズンは旧車を出さないなど気をつけている人も多いようだ。
花粉の落とし方については、半数以上が「水で洗う」(52.5%)と回答。水洗いなら手早くボディ表面の汚れを落とすことができ、きれいな状態を保てる。次に多かった回答は「カーシャンプーを十分に泡立てて洗う」(16.3%)。洗浄力も高く、しっかりと泡を立てて優しく洗うことで汚れを落としやすくなる。3位は「ハンディモップ等で落とす」(12.5%)。ハンディモップなら、出先でも手っ取り早く花粉を落とすことができ、手軽に花粉によるトラブルを軽減できる。