セルスター工業は、セーフティレーダー「ASSURA(アシュラ)」シリーズに移動式オービスMSSS受信に対応した新製品を追加し、4月より販売を開始する。
新製品はセパレート型の「AR-333」と、270mmハイブリッドハーフミラー型の「AR-555」。ともに従来のレーダー波とは異なる周波数帯「新Kバンド」を使用する移動式オービスMSSSに対応する。また、新設計のフレデリックスレンズVer.2を採用。薄型でコンパクトなフレネルレンズの加工精度を向上させ、従来製品より受信距離を120%、集光率を約3倍にアップ。より早く、より正確にレーザー光を受信することが可能になった。
レーザー式オービスからのレーザー光の受信レベルは強・弱2段階で判定し、テキストと効果音の強弱で警告。レーザー光の受信レベルが強い場合、自車位置から取締機の設置場所が近くなるので距離感などを把握できる。また、新設計のフレデリックスレンズと同社独自のシステムにより、誤警報となりやすい受信とレーザー式オービスからのレーザー受信を高い確率で識別。さらに別売の「AL-02R」をリアに設置して本機に接続すれば、後方受信した際に画面と音声で警告する。
AR-333は3.2インチ液晶を搭載する本体とアンテナ、AR-555は反射率45%の270mmハイブリッドハーフミラーとアンテナの組み合わせ。セパレートタイプで好みの場所に設置することができる。国内自社工場、自社生産による日本製で3年保証付。本体サイズはAR-333が幅108×奥行22.5×高さ56mm、AR-555が幅272×奥行19.6×高さ80mm。アンテナは共通で幅64×奥行36×高さ20mm。価格はいずれもオープン。