コロナ禍を機にクルマ移動が増え、車内クリーニングや除菌・抗菌ニーズが急増。また一方ではクルマの長期保有化や中古車購入も増えており、クルマの「内装ケア関連サービス」は注目度が高い。
このような背景から、自動車部用品専門商社のSPK株式会社は「車内快適空間」をキーワードに商材提案を行っており、そのひとつとして、同社グループ企業の株式会社カービューティープロが提供する車内専用抗菌・抗ウイルスコーティング『CS-P10 カーリフレッシュプロ』を、3月7日~9日に東京ビッグサイトで開催された、自動車アフターマーケットの国際展示会「第20回 国際オートアフターマーケットEXPO 2023(IAAE2023)」でアピールしていた。
日本のカーディテイリングサービス業の先駆者的存在
株式会社カービューティープロは、日本のカーディテイリングサービス業の先駆者的存在として知名度が高く1976年6月に創業。洗車、コーティング、車内クリーニング、ラッピング、カーフィルム、ウインドウリペアなど多岐に渡るカーディテイリングビジネスの独立開業に向けた技術講習スクール運営や、全国展開するカーケア専門ショップ「カービューティープロ」加盟店の本部であり、ケミカル類やスポンジ、クロスなどの販売も行っている。2021年7月より、自動車部用品専門商社のSPK株式会社が株式会社カービューティープロの全株式を取得し完全子会社となった。
その同社が、親会社SPK株式会社のブース内で展示していた『CS-P10 カーリフレッシュプロ』は、コロナ禍をキッカケに急増した内装ケア需要を意識したカーケアサービスだった。
株式会社カービューティープロのスタッフに特徴を聞くと、無機系成分と有機系成分のハイブリッド配合により、一度の施工で菌・ウイルス・カビ・ニオイ・アレル物質など様々なリスクに幅広く効果を発揮し、レザーやファブリックといったシートの素材を気にする必要がなく、ダッシュボードやインパネ周りも含め車内全体に施工できるという。
光の当たりにくい足元部分や車庫の中でも効果があり、施工したクロスを業務用洗濯機で5回洗濯し3600回摩擦後でも抗菌効果の持続を確認済み。コーティング剤を塗布して乾燥後も抗ウイルス効果があるほか、施工した綿布において71菌種に対し14日間後も高いカビ発育抑制効果も確認済みだと話していた。
なお『CS-P10 カーリフレッシュプロ』はカービューティープロ加盟店でのみ施工可能なサービスで、施工作業時間は普通乗用車1台につき、約12分~15分程度とのこと。車内のコーティングは、車内空間をクリーンに保ちたいユーザーの選択肢のひとつとして覚えておきたい施工サービスなのではないだろうか。