NTTデータは、トヨタのコネクティッドカーデータを活用した渋滞解消の実証実験を、「三井ショッピングパーク ららぽーとTOKYO-BAY」(千葉県船橋市)の駐車場および周辺道路で2月13日より開始する。
今回の実証実験では、コネクティッドカーの過去の走行データ(車速、燃料消費量)の統計的な分析に加え、その時に走行しているデータを組み合わせ、リアルタイムに処理・分析。この結果を、周辺道路の混雑状況としてららぽーとTOKYO-BAYのホームページで随時更新する。混雑状況はグラフや地図等を使って可視化。ホームページを通じて発信することで、混雑時の移動の抑制を促すことができるかを検証する。
また、交通流が分散されることによって、CO2排出量がどのように変化するかを検証する。混雑状況を基にCO2排出量を推測するために、コネクティッドカーデータから取得できる車速とCO2排出量の実績を活用し、学習したNTTデータ独自のモデルにて実施する。
NTTデータは、本実証を通してコネクティッドカーデータを渋滞解消に利活用する方法の確立を目指す。