ホンダ車向けに純正アクセサリーを提供している『ホンダアクセス』は、自家用車を持っている20~69歳のドライバー1000人に対し『秋レジャーと車中泊に関する調査2022』をインターネットリサーチで実施した。
調査日は2022年8月25日~8月26日で、調査協力機関はネットエイジア株式会社。
◆トップ3は「食欲の秋」「行楽の秋」「ドライブの秋」
まず全回答者(1000名)に、今年の秋はどのような秋にしたいと思うかを聞いたところ、「食欲の秋」(46.1%)が最も高い結果となった。秋の味覚を堪能したいと思う人が多いことがうかがえる。次いで高くなったのは、「行楽の秋」(29.0%)、「ドライブの秋」(23.9%)、「スポーツの秋」(20.3%)、「睡眠の秋」(17.5%)であった。
◆秋レジャーの予算は前年と比べて大幅増加
今年の秋レジャーの予算(1回あたり)を聞いたところ、「1万円~3万円未満」(30.3%)や「5千円~1万円未満」(24.1%)に回答が集まり、平均は2万8023円となった。
昨年、一昨年の調査結果と比較すると、平均は1万0080円→1万9115円→2万8023円と、年々増加が続いており、昨年と比べて今年は8908円の大幅増加となった。新型コロナウイルス感染拡大に伴う行動制限が緩和され、遠方まで出かけるレジャーや宿泊を伴うレジャーを計画する人が増えたことが要因と考えられる。
◆「ドライブの秋」はどこへ行く?
全回答者(1000名)に、今年の秋にクルマで行きたいと思うレジャーを聞いたところ、「食べ歩き」(41.8%)が最も高く、次いで、「温泉街散策」(33.1%)、「紅葉狩り」(27.7%)、「神社仏閣・城見学」「テーマパーク・遊園地」(いずれも19.7%)となった。
男女・年代別にみると、20代男性では「バーベキュー」(28.0%)と「キャンプ」(24.0%)が、全体と比べて10ポイント以上高く、20代男性には自然の中へ出かけてアウトドアレジャーを楽しみたい人が多いと考えられる。
そのほか、次の層でも全体と比べて10ポイント以上高い結果が出た。
・60代男性:「温泉街散策」(45.0%)
・20代女性:「テーマパーク・遊園地」(34.0%)と「水族館・動物園」(33.0%)
・30代女性:「テーマパーク・遊園地」(39.0%)
◆紅葉スポット、キャンプ飯の定番はやっぱり?
全回答者(1000名)に、今年の秋に行きたいと思う紅葉狩りスポットを聞いたところ、1位は「日光(栃木県)」だった。ドライブしながら紅葉のグラデーションを楽しめるいろは坂や、湖面に映る紅葉を鑑賞できる中禅寺湖など、風光明媚な紅葉スポットが多い「日光」を訪れたい人が多いようだ。
続いて、2位「香嵐渓(愛知県)」、3位「箱根(神奈川県)」、4位「嵐山(京都府)」、5位「高尾山(東京都)」「厳島(宮島)(広島県)」という結果になった。
次に秋キャンプで食べたいと思うキャンプ飯を聞いたところ、1位「カレーライス」、2位「バーベキュー」、3位「焼肉」、4位「栗ご飯」、5位「きのこご飯」であった。キャンプ飯の定番である「カレーライス」や「バーベキュー」のほか、「栗ご飯」「きのこご飯」といった旬の食材を使ったメニューが上位を占めた。
◆秋レジャーには意外な落とし穴も
全回答者(1000名)に、これまでにやってしまった秋レジャーでの失敗を聞いたところ、「食べ物がおいしくて食べすぎた」(20.1%)が最も高い結果となった。秋レジャーでは、おいしい旬の食材を活かした料理や、魅力的な季節限定メニューに出会うシーンに恵まれ、食が進みすぎてしまった人が多いようだ。
次いで高くなったのは、「時期を外して紅葉が見られなかった」(15.1%)、「気温と合わない服を選んでしまった」(14.8%)、「虫よけを忘れて虫に刺された」(13.8%)、「渋滞にはまりレジャーを楽しむ時間がなくなった」(13.1%)などの回答。秋は季節の変わり目であるため、レジャー先の気温や環境を読み誤る人が少なくないようだ。
男女・年代別にみると、30代男性では「渋滞にはまりレジャーを楽しむ時間がなくなった」(24.0%)、50代女性では「秋だからと油断していたら日焼けした」(24.0%)が、それぞれ全体と比べて10ポイント以上高い結果になる。
残暑も終わり、本格的な行楽シーズンとなった今年の秋。それぞれの楽しみ方で、素敵な思い出を作ってみてはいかがだろう。