三重県鈴鹿市・イスのサンケイホール鈴鹿(鈴鹿市民会館)で24日、15台のレーシングシミュレーターによる体験試乗会が行われ、会場に集った約500名がシミュレーター体験を行った。
鈴鹿市制施行80周年、鈴鹿サーキット開場60周年、そして鈴鹿サーキットでの3年ぶりのF1日本グランプリ開催を記念した特別イベント「世界のSUZUKA 鈴鹿のF1」が9月24日に行われ、会場となったイスのサンケイホール鈴鹿1階ロビーではレーシングシミュレータ体験イベント「e-Motor Sports EXPO 2022 in SUZUKA」が行われた。
全国から15台のレーシングシミュレータが開場に集結。主催者によるとこれだけの台数が集まり体験イベントを行うのは日本初とのことだ。1台数百万円のレーシングシミュレーターがずらりと並ぶ姿は圧巻。そして多くの来場者が体験を求め列に並んだ。
F1ドライバーも使うシステムなので、最初は真っ直ぐ走るのもひと苦労。しかし周回を重ねるごとにうまくなり、体験が終わるころには鈴鹿サーキット1周をコースアウトせずに走れるようになっていた。中には上級者も登場。1周目からレーシングドライバー並みの走りをみせギャラリーから拍手が起こる場面もあった。
体験者からは口を揃え「すごい!難しかったけど面白かった」との声が聞かれた。
主催者発表によると、この日のレーシングシミュレーター体験者は約500人。これも日本では過去最高とのことだった。
このイベントは引き続き計画されており、次回は年内に鈴鹿市内での開催を計画しているとのことだ。