竹芝エリアマネジメントと東急不動産は、他の事業者と東京都港区竹芝・浜松町エリアで「舟運モビリティと陸上モビリティによるMaaSを活用した回遊性向上の実現を目指す実証実験」を9月17日から実施する。
実証実験では、9月17日から11月18日まで、竹芝・浜松町エリアで舟運・陸上モビリティ(オンデマンドモビリティ、パーソナルモビリティ)を使って、エリア回遊を目的とした電子スタンプラリーを実施する。これによって、地域の交通課題解決、旅行者・居住者が近隣地域の観光を楽しむ「マイクロツーリズム」促進による地域の活性化を目指す。
コンセプトは「スタンプラリーを通して様々なモビリティをシームレスに利用できる世界観」を体験する。実証実験では、港湾を活かした舟運モビリティと東西の交通往来ニーズが高い陸上モビリティをシームレスに活用できる環境を提供し、エリアが抱える交通課題の解決につながるかを検証する。
オンデマンドモビリティはトヨタの「ハイエースグランドキャビン」(10人乗り)を2台使用する。予約はMONETテクノロジーの予約アプリを活用し、運行がkmモビリティサービスが担当する。Open Street、ドコモ・バイクシェアはシェアサイクルを提供する。舟運では「東京水辺 水上バス」を利用する。
実証実験ではエリア内の集客施設に設置されているスポットへのアクセス、各モビリティの利用により、ポイントが貯まる。一定数のポイントを獲得すると「東京ポートシティ竹芝」内の店舗で利用できるギフト券と交換できる。