オムロンソーシアルソリューションズは8月1日、自動車運送事業者向けのドライバー安全運転管理サービス「ドライブカルテ」シリーズに、アルコールチェック結果記録機能に特化したスマートフォン向けクラウドサービスの提供を開始したと発表した。
2022年4月の改正道路交通法の施行で、緑ナンバーの運送・輸送事業者に加え、白ナンバーの社用車・公用車を所有する企業・団体にもアルコールチェックが義務化された。ドライバーの酒気帯びの有無の確認と記録、1年間の記録の保存が必要となった。
同社では、法改正を受けて、乗車前と降車後に義務付けられたアルコールチェック結果の記録をスマートフォンで手軽に行える機能を、ドライブカルテシリーズに追加し「ドライブカルテA」として提供する。
ただ、半導体不足などで検知器の調達が困難となっているケースがあるため、アルコールチェックの記録や保存義務付けは延期される。