MAXWINブランドを展開する昌騰は、前後同時録画機能付きデジタルルームミラーの新製品「MDR-A002」を8月下旬より発売する。
従来機「MDR-A001」の後継モデルとなる新製品は映像表示機能を強化した。従来品(約800~900cd/m2)と比べて、さらに明るい液晶を採用し、ミラー画面の反射を軽減。昼間でも明るい画面でしっかり後方を確認できる。また、60fpsで映像出力可能な最新リアカメラを採用。従来品(主に25fps、27.5fps、30fps)より、さらにスムーズな映像出力を実現した。
新製品は、明るく見やすい高輝度・高解像度(1920×480pixel)の8.88インチ大画面モニターを内蔵。幅広い視野角に対応するIPS液晶のため、しっかり後方の情報を確認できる。また、画面の明るさを昼夜それぞれ設定可能。夜間に画面が明るすぎて見づらいといった現象を抑える。リアカメラは上下アングル調整やズーム表示機能を搭載し、好みに合わせた表示が可能。リアカメラ表示エリアは2パターン保存でき、画面をタッチ・スライドで切替できる。
また、前後カメラともにフルHD(1920×1080pixel)の高画質で同時録画が可能。常時録画、衝撃録画 (Gセンサー)、マニュアル録画、3つの録画機能で撮り逃しを防ぐ。前後カメラは暗さに強いソニー製「STARVIS」イメージセンサーを採用。トンネルや夜間、光量が少ないシーンでもくっきりクリアな映像を出力できる。また逆光に強いHDR(ハイダイナミックレンジ)機能を搭載。自動的に明暗差を補正し、悪天候(雨や雪、霧、夜間の路面凍結)時の視認性を高める。
新製品は先進の運転支援機能を搭載。フロントカメラとリアカメラで撮影した映像やGPSデータを解析し、先行車接近、車線逸脱、通行人接近、先行車発進、先行車接近継続、障害物検知を画像や音声などで注意喚起する。また、GPSアンテナで取得した走行速度や日時を画面に表示することもできる。
fリバース連動線をリバース信号の+配線に接続すれば、車をバックギアに入れた時や画面上の駐車アシストボタンを押した時にモニター画面をリアカメラ映像に切替表示。駐車アシスト線の表示/非表示を切替できるほか、アシスト線の調整も可能だ。さらにタイムラプス録画や衝撃を検出時のみ短時間録画する駐車監視録画機能も搭載する。
取り付けは純正ルームミラーをステーごと交換。視界の妨げになることなく、しっかり固定できるので走行時も振動を抑制する。普通車の純正ルームミラーとほぼ同様のサイズ設計で、装着後でもサンバイザーを使用可能。配線カバーも付属し、フロントガラス周りの見栄えもすっきりと装着できる。
価格はリアカメラ車外設置タイプ、車内設置タイプともに6万6000円。