ヒョンデモビリティジャパンとエムケー(MK)は7月20日、環境モデル都市・京都市にてヒョンデ『アイオニック5』をタクシーとして導入すると発表。2022年夏から順次導入を開始し、合計50台の納車を予定している。
京都市ではタクシーやバスなどの公共交通機関においても電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHEV)の導入を開始。MKもCO2排出削減に取り組み、2025年に保有車両の30%をEV化、2030年までに全保有車両のEV化を目指している。
一方、ヒョンデも日本国内でEV『アイオニック5』、FCEV『ネクソ』のみの販売を開始し、カーボンニュートラル実現に向けた取り組みを推進。両社の企業姿勢と方向性が合致したことをきっかけに、今回の連携が実現した。
MKはLPガスのタクシー専用車を2022年2月に使用終了。現在、全車両の2%にあたる18台をEVに変更、10台のPHEVをタクシー専用車として使用している。さらに今回のアイオニック5導入を皮切りに、国内タクシー事業者の中で最も早く、最も大規模にEVタクシーの導入を拡大していく計画だ。
また、ヒョンデモビリティジャパンはMKタクシー整備工場と技術支援における協力関係を構築。アイオニック5の導入だけにとどまらず、導入後もスムーズなサービスの提供ができるよう支援を行う予定だ。