実車の再現にこだわった「ミニカー」は魅力たっぷり…ホットウィール
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そんなホットウィールでは、実車をホットウィールらしく再現したベーシックカーが注目されている。年間約400種のラインアップを発売しているが、2021年ラインアップの中から、なんと年内で合計50車種を単品で発売予定。今回は6月、7月発売の注目の車種を一気に紹介しよう!*出典NPD 2019年調べ
◆'70 トヨタ セリカ(6月5日発売)
トヨタ『セリカ』シリーズは、1970年から2006年まで製造された人気モデル。初代 A20/30型を皮切りに、2代目 A40/50型、3代目 A60型、4代目 T160型、5代目 T180型、6代目 T200型、7代目 T230型とモデルチェンジしてきた。
その初代モデルを再現した「'70 トヨタ セリカ」は、アメリカでフォード『マスタング』が先鞭をつけたスペシャリティカー・カテゴリに、追随した国産初の同カテゴリモデル。
スタイリッシュなボディに高性能なDOHCエンジンを搭載。日本では「ダルマ」の愛称で親しまれ、アメリカでも高い人気を誇った1台。ホットウィールでは、アメリカのカスタムカーを想わせる迫力あるデザインに。
◆ニッサン R390 GT1(6月5日発売)
日産『R390 GT1』は、世界3大レースのひとつであるフランスのル・マン24時間レースのLMGT1クラスへの参戦車。プリンス『R380』や日産『R382』をルーツとする、日産のツーリングカーレース史にその名を刻む一台。
エンジンは3.5リットルV8ツインターボDOHCの「VRH35L」。これをミッドに搭載し、リアタイヤを駆動させる。
LMGT1へ参戦するため、公道用市販車(ホモロゲーションモデル)も登場。ホットウィールは今回、このホモロゲ仕様のロードカーを再現している。
◆'94 アウディ アバント RS2(7月3日発売)
アウディ『アバント RS2』は、アウディのエントリーモデル(当時)、80系をベースに、ポルシェがカスタマイズを施したスペシャルモデルで、当時“モンスター・ワゴン”と呼ばれた一台。
2.2リットル直列5気筒DOHCターボエンジンを搭載し、最高速度は262km/h。1994年のリリース当時は世界最速クラスのステーションワゴンといわれた。
ホットウィールベーシックカーシリーズでは、このアウディ アバント RS2 の代表カラーである“ノガロブルー”のボディに、純正ホイールをデフォルメしたワイドアンドローな迫力あるスタイルを再現している。
◆ポルシェ 356 アウトロー(7月3日発売)
1948年から1965年にかけてドイツのポルシェ社で製造された『ポルシェ356』は、製品名にポルシェというメーカー名を初めて冠した車種で、ポルシェ初の市販車としてリリースされた一台。
ポルシェといえば、水平対向エンジン+リアエンジン・リア駆動。そのルーツともいえるモデルで、ホットウィールでは、ノーマルスタイルではなく、バンパーを外してレースカー風にアレンジされた姿を再現している。
◆'89 マツダ サバンナ RX-7 FC3S(7月3日発売)
『RX-7』は、マツダが1971年から2003年にかけて製造したスポーツカーブランドシリーズのひとつ。
1985年に登場した2代目サバンナRX-7は、その型式コード「FC3S」から「エフシー」と呼ばれているモデル。初代の「SA22C」にあったリトラクタブルライトを継承し、ツインスクロールターボ13B-T型ロータリーエンジンを搭載した。
ホットウィールでは、ブリスター形状のフェンダーを忠実に再現し、さらにホットウィールらしい迫力あるワイドアンドローなデザインに仕上げている。また、某有名漫画の登場車両を思わせるホワイトボディも、ファンなら見逃せない1台だ。
◆ニッサン スカイライン 2000 GT-R(7月3日発売)
日産『スカイライン』は、富士精密工業が1957年から製造したSI型/S2型を初代モデルとし、そこから現代まで脈々と続く日産を代表するモデルのひとつ。
その4代目、1972年に登場したC110型は「ケンとメリーのスカイライン」というキャッチコピーとともにセンセーションを巻き起こしたモデルで、“ケンメリ”という愛称で注目を集めた。
そのなかでも、「ハードトップ2000GT-R」(KPGC110型)は、2.0リットル直列6気筒DOHC24バルブS20型エンジンを搭載し、専用ラジエータグリル、前後オーバーフェンダー、リアスポイラーなどを装備したスポーツモデル。
排出ガス規制なども影響し、この2000GT-Rの生産はわずか197台にとどまった。ホットウィールは、そんな名車をさらに迫力あるデザインで再現。アメリカ・カリフォルニアを想わせるカラーで仕上げている。
◆そのほかにも注目モデルが、6月、7月で続々登場!
ホットウィール ベーシックカー シリーズは、ここで紹介した6台のほかにも多数ラインアップ予定ということで、単品で販売する注目車種をここで一挙紹介!
ポルシェ 935…1970年代後半から盛り上がりを見せたシルエット・フォーミュラこと、グループ5カテゴリーのレース。高速走行時の安定性と大パワーを路面に伝えるために履いた、太くて大径の車輪を収めるためにボディが大改造されていた。『935』は、そのなかでも最強マシーンとして知られている。
ボルボ 850 エステート…ボルボ、イコール、安全で頑丈なクルマ。先代の240シリーズが築いた質実剛健なイメージに加えて、速さとスタイリッシュさを盛り込んだのが1992年に登場した『850』。ヨーロッパでは、ワゴンながらもツーリングカーレースに参戦するなど、動力性能の高さは実証済み。
ホンダ シビック Si…日本ではハッチバックのイメージが強いシビック。アメリカ市場では5代目から車体後部にトランクを備えたクーぺボディも展開し人気に。これ以降はセダンと並んで主要モデルとなった。ホットウィールが再現した6代目シビックのクーペは、日本でも販売された1台。
'20 トヨタ GR スープラ…BMWとの協業で開発し、基本メカニズムはBMW『Z4』とシェアしたトヨタ『スープラ』。ホットウィールは、2019年に登場したこのスープラを、ノーマル仕様ではなく、昨今世界的な人気を博す、日本発の“ビス留めオーバーフェンダー”の代表格、ロケットバニー/パンデムのボディキットを装着した迫力フォルムを再現した。
'71 ダットサン 510…日本では『ブルーバード』という名称で発売された『ダットサン510』(ファイブテン)。1960年代後半からアメリカで販売され、日本車の評判を飛躍的に高めた傑作車のひとつで、アメリカではSCCAレースでも大活躍した。ホットウィールがモチーフとしたのが、まさにこのレース仕様。
ランチア デルタ インテグラーレ…VWゴルフをターゲットに開発し、1979年に登場したのがランチア『デルタ』。そのなかの「ランチア デルタ インテグラーレ」は、ラリー参戦をめざして1986年に追加されたHF 4WDと呼ばれる4輪駆動版モデル。冷却口だらけのボンネットやバンパー、ブリスターフェンダーがスペシャルモデルの証。
ポルシェ 993 GT2…モータースポーツとは切っても切れない関係にあるポルシェ『911』シリーズ。GT2はレース使用を前提に、快適装備の排除による軽量化やボディの強化、高出力エンジンの搭載などで戦闘力を高めたホモロゲーションモデル。巨大なリアウィングなど、ワイルドな外観が特徴。
アキュラ NSX…初代の後輪駆動からさまざまな路面状況に対応する四輪駆動へと変更し、ハイブリッド車となって、2016年に復活したNSX。ミッドシップエンジンを採用し定員は2名。アキュラは、ホンダがアメリカで展開する上級ブランドの名称。今も「SUPER GT」などで活躍するモデルをホットウィールで手に入れてみて。
2021年の春から、店頭で単品販売が始まったホットウィール“ベーシックカー”シリーズ。ここで紹介した画像からも、他のミニカーメーカーが真似できない、ホットウィールらしいディテールが満載で、思わず手が伸びてしまうものばかり。
価格もすべて共通の330円(税込)と、手に入れやすいうえに思わずコレクションしたくなる手ごろさが嬉しい。「あっ、これいいかも」って思った人は、迷うことなく量販店、玩具店やEC、ホビーショップへGO!
また、ホットウィール・ベーシックカーの関連商品として、スピード、ジャンプやループなどのパフォーマンスを楽しむトラックセットも続々ラインアップ中。全長約7cmのミニカーが、ループやジャンプ台を駆け抜ける爽快なプレイスタイルも、ホットウィールならではの楽しみ。気になる人は、公式サイトをチェックしてみよう!
ホットウィール公式ウェブサイトはこちら
ホットウィール公式フェイスブック(日本語)はこちら
唯一無二の迫力あるフォルム、ホットウィール ベーシックカーの最新モデルをご紹介!
《大野雅人》