国土交通省が発表した2019年自動車燃費ランキングによると、最も燃費の良い乗用車は、普通・小型自動車がトヨタ『プリウス』、軽自動車ではスズキ『アルト』、マツダ『キャロル』となった。国土交通省では、自動車ユーザーの省エネルギーへの関心を高め、燃費性能の高い自動車の開発・普及を促進するため、毎年、自動車の燃費性能を評価した「自動車燃費一覧」を公表するとともに、燃費の良い乗用車のランキングを公表している。今回、2019年末時点の「自動車燃費一覧」を新たに公表するとともに、燃費の良い乗用車ベスト10をまとめた。それによると普通・小型車部門のトップとなったプリウスの燃費値は39.0m/リットルだった。2位はトヨタ『アクア』で38.0km/リットル、3位が日産『ノート』とホンダ『フィット』が同率で37.2km/リットルだった。軽自動車部門では1位のアルト、キャロル(アルトベースのOEM)の燃費値が37.0km/リットル、3位がスズキ『アルトラパン』で35.6km/リットル、4位がダイハツ『ミライース』、スバル『プレオプラス』、トヨタ『ピクシスエポック』(プレオプラスとピクシスエポックはミライースベースのOEM)で35.2km/リットルだった。また、2020年度燃費基準の達成レベルが最も高い乗用車は、普通・小型自動車では達成率205%のプリウス、2位がホンダ『アコード』、3位がホンダ『オデッセイ』だった。軽自動車では達成率150%のアルト、キャロル、3位がスズキのアルトラパン、4位がダイハツ・ミライース、スバル・プレオプラス、トヨタ・ピクシスエポックだった。ハイブリッド車を除く燃費ランキングでは1位がダイハツ『ブーン』、トヨタ『パッソ』で28.0km/リットルだった。3位は三菱『ミラージュ』、4位がフィアット『500/500C』、5位が日産ノートだった。ガソリン乗用車の平均燃費値は前年と同じ22.0km/リットルだった。
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