月額定額のカーリース「カルモ」を運営するナイルは、クルマが必要な新社会人を対象とした車利用に関するインターネット調査を実施。その主な目的は「通勤」であることがわかった。アンケートでは、4月からの新生活でなぜ自分の車が必要なのかを質問したところ、ドライブや自身のステータス向上のためという回答もあったが、82.6%が「通勤」のために必要であると回答。若者のクルマ離れが進んでいると言われているが、地方の交通事情を考えるとクルマの使用が日常生活に密接にかかわっており、取り立ててクルマ好きというわけではなくても、持っていないと買い物や通勤も思うようにはできないという現実があるようだ。次に新生活へ向けて新車を購入する予定があるかを尋ねたところ、「購入する予定がある」(29.8%)と「すでに購入した」(29.0%)の合計は58.8%。全体の6割弱が新生活で 新車に乗ることが分かった。その一方、「購入する予定がない」と答えた、新車が買えない(買わない)人は33.5%。その最も大きな理由は「新車じゃなくてもいいから」(32.0%)。以下、「車を誰かに譲ってもらうから」(22.4%)、「お金がないから」(21.6%)が続いた。新車に価値を感じない人も多いが、お金がないから新車を諦めざるを得ない人も多いようだ。この「お金がないから」と回答した人に、もしも新車を持つことができるとしたら月いくらまでなら支払えるかを質問したところ、「1万円まで」および「2万円まで」と回答した人がともに29.4%で最多となった。近年、頭金なし月額定額1万円台から新車に乗れるカーリースが人気を集めている。これについて「知っている」と回答した人は58.8%どまり。低価格カーリースの認知がさらに広がれば、新社会人が新車をあきらめる必要がなくなりそうだ。
RJCカーオブザイヤー、スズキ『スイフト』が4代連続受賞、輸入車はMINI『クーパー』に 2024.11.19 Tue 15:00 NPO法人日本自動車研究者ジャーナリスト会議(RJC)は11月12日…