コンチネンタル(Continental)は4月16日、新車の車内の臭いを気にするユーザー向けのソリューションを開発した、と発表した。JDパワーの2018年の中国初期品質調査によると、ドライバーの10%以上が、3年連続で「新車の臭いが不快」と回答。車内の臭いはユーザーにとって、燃費に次いで2番目に関心の高い問題という。コンチネンタルはこの10年間、新車の車内の臭いを解消する技術の開発に取り組んできた。その結果、コンチネンタルのエンジニアは新しい革新的な方法を発見した。コンチネンタルは、「Acella」と呼ばれる内装材を開発することに成功した。コンチネンタルによると、この内装材がオレンジや緑茶などの香りを車内に放出。しばらくすると、新車の臭いが消えるという。コンチネンタルは、Acellaが新車の車内の臭いを不快と感じるユーザーに向けたソリューションになる、としている。