新名神の新四日市JCT~亀山JCT間が開通し、東名阪の渋滞がかなり解消されている。このエリアではファンの多い、湯の山温泉のアクアイグニス片岡温泉へのアクセスも大幅に改善している。立ち寄り入浴もできる温泉リゾート施設だ。アクアイグニス片岡温泉は、パティシエの辻口博啓氏とイタリア料理のシェフ奥田政行氏が手掛けた、複合温泉リゾート施設。立ち寄り入浴ができる温泉施設をはじめ、宿泊施設、レストラン、季節によってはいちご狩りが楽しめたりと、盛り沢山な施設だ。建築もモダンでスタイリッシュだが、居心地の良さが売りだ。ふらっと立ち寄り、さっと入浴するのも良いし、休憩スペースでゆったりくつろいでいる人も少なくない。早朝のヨガ教室なども人気だ。温泉の泉質はアルカリ性単純泉で、いわゆる美人の湯。毎分780リットルの豊富な湯量の源泉はで加温加水なし。かけ流しでたのしむことができる。露天風呂から空を仰ぐと、このほど開通した新名神が見える。施設脇を通過する橋梁が妙に和風だが、もともと石やコンクリート、竹林などを近代的に配しているアクアイグニスの施設デザインと、どこか調和している。温泉の受付のスタッフは「新名神開通後さっそく、遠くのファンの方が来てくださり、来やすくなったとのお声をいただいております。まだお見えになっていない方も、すでにご利用いただいた方も、もっと気軽にお寄りいただけるといいですね」と話す。従来は東名阪四日市ICから15分ほどというアクセスが一般的だった。新たにできた新名神の菰野(こもの)ICからは10分前後でアクセスが可能だ。外部電源は取れないものの、クルマ旅クラブ会員であれば、入浴後、駐車場で車中泊ができる湯YOUパークにもなっており、キャンピングカーでの旅行にも利用しやすい。入浴後駐車場で泊まって四日市ICか菰野ICから各地へ、という旅程も組みやすくなった。鈴鹿サーキットでレース観戦の際などに立ち寄っておきたい温泉だ。
RJCカーオブザイヤー、スズキ『スイフト』が4代連続受賞、輸入車はMINI『クーパー』に 2024.11.19 Tue 15:00 NPO法人日本自動車研究者ジャーナリスト会議(RJC)は11月12日…