JAF(日本自動車連盟)は、様々な交通場面から危険を予測するトレーニング「実写版 危険予知トレーニング」の新規動画を4本制作し、6月5日からホームページとYouTube公式アカウントで公開した。危険予知トレーニングとは、道路交通に潜む危険とその対応を事前に覚えることで、事故防止を図るというもの。動画は、「映像を見ながら次に何が起こるか考える」「潜んでいた危険を見る」「ヒント・ポイントの解説」「別の視点からも見る」の4シーンで構成されており、しばしば起こりがちなシーンを体験学習できる。今回公開した動画は、「高速道路編」「駐車場編」「住宅街編」「交差点編」の4本。高速道路編では、雨天時の追越車線を走行中、前を走るトラックが急に左側へ車線変更し他かと思うと前方には落下物が。左側に並走する車両があり自車は車線変更できず、危うく落下物に乗り上げかけるという映像を紹介している。並走車がいる場合など、周りの状況によってはハンドル操作で避けることができない場合もあり、さらに雨天時は制動距離も長くなる。JAFでは、実写版 危険予知トレーニングで高速道路に潜む危険を予め知ることで、ドライバーの交通安全に役立ててほしいとしている。
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